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アニメ批評その192 終わりのセラフ

評価:★★(期待外れでした)


原作概要

謎の災厄によって崩壊した世界を舞台に、人類を支配する吸血鬼との戦いを描くダーク・ファンタジー。

当初は学園吸血鬼ダークファンタジーという長いキャッチコピーが使われていたが、 話が進むごとに学園要素が薄くなってきた……というかなくなってきた為か、最近はあまり用いられていない。


世界を滅ぼすとされる禁忌の呪術「終わりのセラフ」を巡り、生き残った人類と吸血鬼の思惑が交錯する。

しかし世界をどうこう……という話というよりは「崩壊した世界で主人公達がどう生きていくか」という部分に主眼が置かれており、 「一度終わった世界で何の為に生きるのか」という答えを登場人物たちが探していく物語と言える。

また吸血鬼たちも従来の作品に比べ「超越者」としてはかなり人間臭いのも特徴。

あらすじ

未知のウイルスによって人口が激減し、その後に現れた吸血鬼によって人類が支配された世界。

主人公・百夜優一郎は吸血鬼たちの「家畜」として、孤児院の仲間たちと共に地下都市に囚われていた。

ある日優一郎は孤児のひとり、ミカエラからの提案により地下都市の脱出を計画。 

これを実行に移すも、結果として優一郎以外の仲間は全員殺され、助かったのは優一郎ひとりとなった……。

地上に戻った優一郎は「日本帝鬼軍」中佐・一瀬グレンに拾われ、吸血鬼への復讐を決意。 

吸血鬼殲滅部隊・≪月鬼ノ組≫に入隊し、吸血鬼への復讐の為に戦いを始めるが――

終わりのセラフ - アニヲタWiki(仮) - アットウィキより抜粋


原作の漫画はまだ連載中で、スピンオフ作品も多数あります。
アニメも前評判が高く、アニメイトの事前調査ではぶっちぎりの覇権候補という結果も出ておりました。
ジャンプ作品(本作はジャンプSQ)は集英社のゴリ押しで大した事の無い作品でもある程度の注目度を集める事がありますが、この作品の前評判はそれを加味しても高かったと思います。
が、蓋を開けてみればどこにでもある様なバトルモノで、特に熱いシーンも驚く様なシーンも感動的なシーンもカッコいいシーンもまるでありませんでした。

まぁBL要素もありますし、

ヒロインのシノアちゃんも可愛いし、

吸血鬼の女王様も可愛いんですけどね。


戦闘シーンが微妙という以前に、シナリオに問題がある気がします。
あの退屈なストーリーでは多少作画や戦闘シーンが向上しても、人気は大して変わらなかったと思います。
アニメは、
・第1クール:2015年4月 - 6月
・第2クール:2015年10月 - 12月
に放送されました。
あれからもう5年経ちますので、3期はかなり厳しいと思います。
かなりの酷評をしてしまいましたが、バトルモノの作品としては最低限の出来は維持している点と、一応魅力的なキャラはおりますので最低評価は避け★2とさせて頂きます。


それでは、良きアニメライフをノシ

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