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アニメ批評その200 この素晴らしい世界に祝福を!

評価:★★★★★(作画の酷さを上回る面白さ)

概要

暁なつめによる日本のライトノベル。

イラストは三嶋くろねが担当。

Web小説のリメイクという位置付けで、角川スニーカー文庫(角川書店→KADOKAWA)より2013年10月から2020年11月まで刊行された。

略称は「このすば」。

あらすじ

不慮の事故で命を落とした高校生の佐藤和真(カズマ)は、天界で女神アクアに異世界への転移を持ちかけられる。

彼女は「異世界には望むものを1つだけ持っていける」と特典を持ち出しながら異世界転移を勧誘する。

しかし、アクアがカズマを小馬鹿にして笑い転げていた事から、カズマは腹いせに『異世界に持っていくモノ』としてアクアを指定し、転移に巻き込む。

この素晴らしい世界に祝福を! - Wikipediaより抜粋

今回の記事は記念すべき「200回目のアニメの批評記事」なので、大好きな作品を選びました。
客観的に評価して最高に面白い作品だとも思ってます。
↑に軽くあらすじを書きましたが、ようは異世界に転生した主人公が仲間達と一緒に冒険してモンスターや魔王軍と戦うという物語です。
ここまではよくある異世界転生モノのストーリーに感じると思いますが、本作の見どころは超絶にくだらなくて面白いのと伏線の回収が凄いところです。
まずは主な登場人物の紹介をさせて頂きます。

主人公の佐藤 和真です。
元引きこもりのニートでスケベな性格な上に、勝つためなら卑怯な手段を平気で使い、相手の嫌がる事をした際や戦いで優位に立った際は下卑た笑いを浮かべるという、主人公とは思えない腹黒さです。

ヒロインのはずだったアクアです。
元女神なだけあってハイレベルなプリーストスキルを持ち、アンデッドや悪魔の呪い、強力な結界を持つ相手に対して無類の強さを発揮します。
しかし、運と知性がかなり残念な事になっており、和真からは「駄女神」と呼ばれてます。
※同業者から「あの人の泣き芸は凄い」と言わしめる雨宮さんですw

人類最強の攻撃魔法「爆裂魔法(エクスプロージョン)」の使い手であるめぐみんです。
凄まじい威力の魔法(エクスプロージョン)を使えはするのですが、一日一発しか撃てない上に倒れちゃいます。
他の魔法も一切使えませんw
周りの冒険者からは「頭と名前がおかしい子」と呼ばれている位残念な子です。

大貴族ダスティネス家の令嬢であるダクネス(ダスティネス・フォード・ララティーナ)です。
普段はクールかつ生真面目な性格で、とても仲間想いな碧眼の美人です。
肉体のタフさもかなりのモノで、盾職としては一流の働きをします。
なのですが、攻撃が全く当たらない上に、自ら痛みを受けて快感を得ることを何よりも好むドMです。
ここまでドMな女性キャラもそうそういないだろう?というくらいの凄さです。


このポンコツ達が強力な敵を次々に倒して行くのが面白いんです。
面白さが尋常じゃないんです。

これを見て下さい。
本作は作画がかなり酷いというか、残念な事になってます。
しかも、1期よりも2期の方がクォリティーが落ちてます。
それなのに大人気作品なのです。
内容の面白さと声優の演技が超一流なら、作画が酷くても人気が出るという稀有な例です。
予算が少なかったとか制作期間が足らなかったとかじゃ無い気がします。
「この作画でも人気作にしてやるぞ」
という気持ちで作ったたのではないか?とすら思える程の作画力ですw


あと最初の方に書きましたが、伏線の回収も凄いです。
1期にあった伏線とも言えないモノを2期でキッチリ回収してます。
特に2期の10話は驚きと爆笑必至です。
ギャグモノは結構好き嫌いが分かれると思いますし、異世界転生モノ自体嫌いという方も少なくはありません。
しかし、多くの方が「面白い!」というこの作品は絶対に観ておいた方が良いと思います。
面白いだけではなくカッコイイシーンもありますし、めぐみんも可愛いので是非。

劇場版もありますが、未視聴の方はまずは本編からお楽しみ下さいませ。


それでは、良きアニメライフをノシ

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