LP6は地雷？
いえいえ、そんな事はありません。
立派に勝っている方がいらっしゃるのです。
今回はギルメンのタワーさんにLP6のモンスターデッキのレクチャーをお願い致しました。
タワーさん、お願いします！
----------以下はタワーさんの解説です----------

はじめまして。
旧アルテイルではナポレオンガチ勢だったタワーです。
某マイコニド大好き○かさんを差し置いてモンスターデッキの解説をしていいのか一抹の不安はありますが、RP1814までいけたLP6赤小モンスターデッキを紹介していきたいと思います。

【デッキコンセプト】
5枚の返却SSで苦手なユニットを全部返却して盤面有利を保って勝つ。

【デッキについて】
1.シールド
返却SSのみを入れます。
基本的には時間逆行、精神の集中、魔法のトビラ、精神の集中、惑わしの羅針盤の順番がオススメです。

1枚目の時間逆行のメリットは、
① Lv4以下なら9速からでも木の精霊で返却できる
② このデッキが苦手とするザガヴァサ、デュランダル、インゴバード、マローダーといった全体ダメージ系ユニットを処理しやすい
③ 1枚目のシールドから重たい返却SSが飛んでくることが予想されにくい
などがあります。

1, 2枚目を同時に発動すればどんな組み合わせでも処理できるように2枚目は精神の集中、3枚目はSPがキツイのでトビラか驚天動地、4枚目はお好みで好きな返却SS、5枚目は速度を気にせず返却できアレグリアを回収することもできる羅針盤といった構成です。
現状は高速が流行っているので3枚目はトビラ、4枚目は精神の集中を選択しています。
基本的に石化がないと動かない冥将軍などの要介護SSは確実性は高いですが、テンポロスになるので要検討です

2.カード
・盤面の有利を保つカード
鉄塊、マイコニド、花女、アレグリア、妖精の踊り
・返却サポート&バフ
木の精霊、水の精霊、風の精霊
・苦手な小型対策
炸裂する玉

【初動】
① 基本パターン1 (LP6〜10)
鉄塊→マイコニド→花女→木の精霊or炸裂する玉
鉄塊→マイコニド→水の精霊→花女
特に脅威となるユニットが出てこない場合は盤面を揃えていき、出てきた大型に1体やられたところで木or水の精霊を使ってバウンスします。
配置は好みもありますが、私は2列目にマイコニド、3列目に花女が好きです。
マイコニドをトリガーにSSを発動してマイコニドで立て直すとSPが1儲かるのと、花女を維持して立ち回ると後半かなり強いです。
HP60以下の嫌なユニットが出てきた場合は、水の精霊を使ってマイコニド→鉄塊の攻撃で1枚落としておくと盤面有利をとりつつSSのトリガーを場に出せて良いです。

② 基本パターン2 (LP11〜14)
花女→鉄塊→No Set
幸運を呼ぶ珍獣を倒せるように花女スタートにします。
相手は大概罰穴+拷問機なので立てるユニットは最小限にして、アレグリアや妖精の踊りを駆使して罰穴に落ちないように祈りながらシールドを割っていきます。
ビアンカが出てきたら木の精霊や水の精霊を使ってバウンスすると大型が出てくるのが遅くなって良いです。
ガエターノが出てきたら大突風と呪縛が来るか来ないかの読み合いをして、バウンスできなければ負けます。

ワンサイドの場合はここからマイコニド、水の精霊、アレグリアなどを立てていき、フィアスだけを執拗にバウンスしてインサイドを3枚墓地に送ります。
フィアスは後列の花女のHPを20にしてくるので、フィアスとは戦わずにバウンスします。
もしくはひたすら水の精霊と木の精霊を当てて、行動される前にフィアスだけを倒していきます。
レグライが出てくるデッキの場合は爆発して負けます。

〜 特殊パターン
③ 初手「疾走する妖精族」
鉄塊→木の精霊→アレグリア
2手目はおよそクリナが来るので木の精霊で受けてアレグリアで回復。
その後は炸裂する玉やマイコニドを使って盤面有利をとりつつ、エリカのOSで焼かれたカードをトリガーにエリカをバウンスを繰り返して、ノンネームドの妖精6枚を墓地に送れば勝ちです。

④初手「フェルアン」
鉄塊→マイコニド→水or風or木の精霊→妖精の踊り
妖精の踊りが3枚とも落とされる前に1枚使っておくと、盤面が強化されて盤面アドとりやすいです。
大渦も大突風もないので、精神の集中を避けるために要所要所で木の精霊を出しておくと安心です。
レグライが出てきたら諦めてください。

⑤ 初手「魔術の使い手」
鉄塊→マイコニド→風の精霊→木の精霊→アレグリア
相手は十中八九「魔術の使い手→カテリーナ(→ミレリア)」みたいな動きをするので、7速マイコニドで2体とも焼いたのち、カテリーナに木の精霊をあてることでミレリアの攻撃力を45以下にして鉄塊で受けます。
相手の魔法使用回数の増加を抑えつつ魔術の使い手、カテリーナを3枚落とせればかなり有利となります。
魔法が10枚以上積まれていて鉄塊がやられた時は、大体「大渦」が2枚ぐらい入っているので勝てません。

⑥ 初手「エドワード」
鉄塊→鉄塊→マイコニド→花女→→鉄塊
大体「返却」が入っているデッキなので鉄塊を2枚出します。
また相手がLv3以上のユニットを出している状態で大渦を打ってもSPが余るときは大渦が来ることが多いので、タイミングよく3枚目の鉄塊を出します。
そこまでできれば大概勝てます。
2枚目の大渦があった場合は爆発してくだい。

⑦ 2手目「ラボォ」
鉄塊→マイコニド→炸裂する玉→アレグリアor木の精霊
鉄塊を中列に下げて前列に炸裂する玉を立てます。
3ターン目に光の精霊がマイコニドでクローズしてしまうので、1枚目のSSが不死鳥か否かを考えます。
不死鳥じゃないと思ったらアレグリア、妖精の踊りで炸裂する玉のHPを30にする事でラボォを3枚倒します。
3枚目を墓地に送る前に復活SSや強襲作戦を引くと相当しんどいので、シールドブレイクは控えめにします。
不死鳥だった場合は炸裂する玉がバウンスされるので、相手が3手目に出したのがアンナローゼじゃなければ、鉄塊の横にアレグリアを置いて妖精の踊りで同速勝負します。
アンナローゼが出てきた場合は鉄塊をリムーブしてラボォには帰ってもらいましょう。
不死鳥だと思ったら木の精霊をラボォにあてます。
およそ鉄塊、マイコニドのいずれかがバウンスされた上で炸裂する玉が倒されるので、炸裂する玉をリムーブしてラボォをバウンスします。
不死鳥じゃない場合はマイコニドがラボォを倒せるので問題は起こりにくいですが、アンナローゼが出ている場合は同速勝負になるのでアレグリアを出しておいた方が強いです。

⑧ 鉄塊バッティング
鉄塊(バッティング)→花女→マイコニド
現環境で鉄塊バッティングするのは鉄塊スタートのクリナビートダウンか妖精がほとんどなので、花女を立てて鉄塊に対して優位を取っていきます。
ミラーマッチはほとんど起こりませんが、一度だけモンス削り相手に鉄塊→花女×3→マイコニドまでバッティングしたことがあります。
他のモンスターデッキと比べて殴れるユニットの数が少なく、オープンでダメージを与えられるカードが入っていないのでミラーマッチは厳しいです。

【中盤以降】
基本的にはアクション終了系のOSが来るかの予想をして、苦手なユニットはバウンスし、得意なユニットは倒していきます。
相手の場に低HPが多い場合は炸裂する玉を立ててCSで相手の場を焼きつつ、焼けないユニットをバウンスします。

【テクニック】
・1枚目のSS発動前に、倒せる気がしない相手のLv3〜4のユニットの速度を木の精霊で1にしておくと「時間逆行」を発動するときにマイコニドや花女を出すことができ盤面の有利を保ちやすいです。
・アレグリア+妖精の踊りで5速30点アタッカーができるので、炸裂する玉のHP上げはアレグリアから使うと盤面有利が取りやすいです。
・赤中はナナクサやマローダーが出てきて返却を邪魔されることが多いので、その2体が揃うまで盤面を維持してからバウンスすると手堅いです。(かなりギリギリの戦いになるので思い切って時間逆行で着地狩りするのもアリです)
・ファルカウの属性値を上げるとやりたいことがバレるため、ファルカウの属性値は極力ギリギリまで上げない方が強いです。

【弱点】
大渦×2orレグライ+大突風×3で詰み
Lv2以下のゴウエン主体のデッキに弱い

【入れ替え候補】
シールド: 水の鏡、驚天動地、冥将軍の儀式、冥府の小匣(デッキの型が読まれ出した場合の対策)
カード: 石化、石の牙、奇跡の果実、炎の息、ディフォ、ルージュエーステ、ブルーリジット

【最後に】
返却SSを避けるカードをたくさん積んでいるデッキは珍しいため、返却タイミングを上手くズラせばデッキ内容がバレていても勝てるのがこのデッキの強みです。
反面読み合いを要求され、ワンミスで負ける他、絶対に勝てないデッキがあるためRPを1800から上げるのには向きません。

少しでも面白いと思っていただけたのであれば、SR以上はアレグリア2枚のみで大変安く組めますので、是非一度お試しください。
----------ここまで----------
ここまで懇切丁寧なご説明を頂けるとは思ってもみませんでした。
実際このデッキを他のギルメンが使用した所、11連勝とかしてました。
使いこなせればとても強いデッキなのです。

私はモンスターデッキの熟練度がアレなので、ご質問はタワーさんまでお願い致します。
タワーさん、有難う御座いました＠またお願い致します。

それでは、良きモンスターライフをﾉｼ

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