評価：★★(劇場版ががが)

ざっくりと申し上げますと、↑の続きです。

機動戦士ガンダムは連邦軍とジオン軍の戦いを描いた物語でしたが、本作では連邦軍の中でもエウーゴとティターンズと派閥が分かれて争っており、更にネオジオンやら木星船団やら様々な勢力が揉め捲ります。

主人公のカミーユ・ビダンです。
パイロットとしての腕は天才的ですが、女性を見るとすぐにナンパするしキレやすい性格で、

上官を平気で殴りますｗ
更に、
「何でそんな簡単に人を殺すんだよ！　死んでしまえ！」
という迷言もあります。

前作のガンダムで活躍したアムロとシャア(グラサンかけた人)も出てきて活躍します。
本作を観ておかないと、この後のZZガンダムや逆襲のシャア、UCガンダム等の話がわからなくなりますので是非ともご視聴して頂きたいのですが・・・
35年前の作品で全50話もあるので、気軽にオススメ出来ません。

一応劇場版(三部作)があるので、コレを観れば・・・
と思うじゃないですか？
これがですね、昔の映像を弄って見やすくした(大して見やすくない)モノと新規で制作したモノが混ざってて視覚的に観にくい感じになってます。
更に機動戦士ガンダム以上に話が複雑なので、どことどこの勢力が戦ってるのかよくわからなくなる気がします。
機動戦士ガンダムの劇場三部作はかなり上手に編集してあると思うのですが、Zガンダムの劇場版は話を詰め込み過ぎというか、元々が話が複雑なので100分未満×3回では無理があったと思います。
TV版を何度も視聴している私でさえも「あれっ？んん？」ってなりましたので。
劇場版に掛けるガンダムファンの期待は当時かなりのモノだったと記憶しております。
一応全て劇場で観ましたが、私もですが周りも落胆してました。
個人的には思い入れの強い作品で、ガンダムの歴史を知る上で是非視聴して欲しいのですが今の若い方にはオススメしにくい為★２評価とさせて頂きます。

フォウムラサメの小説を買う位好きだったし、クワトロ大尉のモノマネを練習していた青春時代を思い出しました。
いっその事、デフォルメしたキャラでギャグテイストでZガンダムをリメイクしてらガンダムの歴史を知ってくれる若者と、懐かしんで観てくれるファンがいてウケるんじゃないか？とか妄想しましたが、富野監督はそういった事はしなさそうなので諦める事にします。
それでは、良きガンダムライフをﾉｼ

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