アニメ批評その156 斉木楠雄のψ難
評価:★★★(神谷さんの演技が素晴らしい)
作風
超能力者の高校生・斉木楠雄を主人公とするギャグ漫画。
「Ψ」とは超能力を表すギリシア文字で、本作のサブタイトルや単行本のタイトルにも使われている(「超能力者のΨ難」など)。
なお、本作において「Ψ」は英語の発音に倣って「サイ」と読まれているが、一般に日本語では「プサイ」「プシー」などと表記される。
作者は『勇者学』での経験から、ツッコミ役が主人公の方が自由度が高く話を作りやすいと考え、本作ではツッコミ役が主人公となっている。
基本的に1話完結で、数話にわたるエピソードもある。
主人公の斉木が狂言回し(語り手)を兼ね、第四の壁を破って読者にモノローグで語りかける形式を取り、稀にメタフィクションなセリフも発する。
主人公が超能力者でチートなギャグ作品です。
主人公の斉木くんですが、3日足らずで人類を滅ぼせる力を持っている天才児です。
目立つのが嫌いな彼ですが、髪の毛の色とか頭のアンテナとか色眼鏡を付けているのには訳があります(アニメを観てね)
コーヒーゼリーが大好きな根は優しいひねくれ者です。
他にもクズ霊能力者や
ギャル予知能力者なども出てきます。
あと外せないのが、
いつも光ってる超強運の持ち主のカリスマである照橋さんと、
バカの極み義理人情に厚い燃堂くんです。
斉木くんの事を「相棒」と呼び、事あるごとに「ラーメン食いに行こうぜ」と誘ってきます。
声は小野大輔さんが演じておりますが、とても承太郎と同じ声優さんとは思えませんw
本作は斉木くんの台詞が物凄く長いのですが、これは神谷浩史の演技の素晴らしさからか聞いてても疲れませんし頭にスッと入ってきます。
物語自体もとても面白いのですが、とにかく神谷さんの演技力が占めるウエイトが大きいと感じます。
面白いギャグアニメを観たい方と、神谷さんのファンにはオススメです。
年末からまた新シリーズが放送予定です。
途中から観てもお楽しみ頂けるかもですが、色々設定とかもあるので可能であれば本編の第1話からの視聴をお願いしたい所です。
(個人的には燃堂くんと斉木くんのお父さんが好きです)
それでは、良きサイキックライフをノシ