アニメ批評その174 ハイスクール・フリート
評価:★(第1話で視聴意欲が削がれました)
あらすじ
幼い頃、岬からブルーマーメイドの当時の旗艦・大和を見た岬明乃と彼女の幼馴染の知名もえかは、お互いブルーマーメイドになろうと誓いを立てる。
時は流れ、9年後。明乃は神奈川県横須賀市にあるブルーマーメイドを養成する横須賀女子海洋学校に入学、そこでもえかと再会する。
その後のクラス分けで、明乃は晴風の艦長に、もえかは武蔵の艦長にそれぞれ任命される。
晴風に乗艦した明乃は海洋実習に参加すべく、艦を出港させる。
だが、彼女たちを待ち受けていたのは明るく楽しい学校生活ではなく、さまざまな出来事に翻弄される日々であった。
本作の世界では、坂本龍馬が暗殺を免れたことで現実の歴史から分岐しており、日本や世界も史実とは異なる発展を遂げている。
艦コレやガルパン好きの方を中心に結構期待されていた作品でした。
が、人気はお世辞にも高いとは言えない結果となりました。
その理由は以下の通りです。
その1.キャラが多すぎる
そりゃぁガルパンもキャラ数はかなりのモノですが、大洗女子学園内ではチームごとに分かれてましたし、後は他の学校の生徒です。
ハイスクール・フリート(以下ハイフリ)でも役割というか船内の担当別には分かれてはいるのですが、とてもわかりにくいというか覚えきれなかったと思います。
その2.盛り上がる箇所が無い
見どころが特にありません。
どこで盛り上がるのかなー?と思ってたら終わってたという印象です。
その3.第1話からアカン
新米の娘さん達が船に乗って演習をする訳ですが、数日間航海する様なガチの演習です。
こういうのって階級が上のベテランの方が監視役として乗艦するのが普通じゃないですかね?
新米のみで航海させるとか正気の沙汰ではないし、実際戦闘に巻き込まれてます。
私はこの時点で視聴意欲が失われてしまいました(一応頑張って最後まで観はしましたが)
本作の弱点がもう一つあるのですが、船モノといえば艦コレやアズレンが有名です。
それらと比べると人気キャラが不在であるという点はかなり痛い所ではあります。
ゲームやパチスロなどを展開している本作ですが、どちらも人気はありません。
劇場版が公開中です。
アニメの制作は既に倒産したプロダクションアイムズからA-1 Picturesに変更されておりますので、期待が出来なくもないのですが・・・
元アニメの出来がアレでは、そもそもファンで無い方が食いつくかというと厳しいかなぁと思ってます。
っというか、船をモチーフとしたアニメ作品はアルペジオ以外全てコケてるのは何故なんでしょうね。
どれもアルペジオ以上に前評判が高かっただけに残念です。
それでは、良きアニメライフをノシ