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アニメ批評その217 コードギアス 反逆のルルーシュ

評価:★★★★(スポンサーの思惑が足を引っ張った)


概要

現実とは異なる歴史を辿った架空の世界において、世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」に対し、一人の少年が野望を抱き戦いを起こす物語である。

舞台は、神聖ブリタニア帝国の植民地とされ、呼称が「日本」から「エリア11」に、「日本人」から「イレヴン」と変わった近未来の日本となっている。

主人公であるルルーシュは、母の復讐と妹の未来のため、いかなる手段を使っても帝国への反逆を遂行する。

これまでのアニメ作品ではあまり無い、主人公の立ち位置が悪役側となるアンチヒーローであり、その敵役となるのは「正しい力でもって中から帝国を変えたい」とブリタニア軍に所属する、ルルーシュの親友である枢木スザクである。

主人公と敵役の信念や戦い方がよくある物語の構造と逆転しており、悪役側に立つルルーシュ視点から世界を見ることで、単純な正義と悪の話ではないことが分かる。

ロボットアクション以外にも、政治ドラマや学園物の要素を取り込んでいるのが特徴だが、それらの要素はあくまでエンターテイメントとして取り入れているだけとしており、ジャンルはピカレスクロマンと定義している。

コードギアス 反逆のルルーシュ - Wikipediaより抜粋


ロボットアニメに見られがちですが「ピカレスクロマン」だそうです。
※ピカレスクロマンとは?
ピカレスクロマンとは、ピカレスク小説の別名。
16世紀から17世紀のスペインを中心に流行した小説の形式。悪漢小説や悪漢譚、悪者小説とも呼ばれる。
・一人称の自伝体
・エピソードの並列・羅列
・スラムなどの下層出身者で社会的に弱者、または不適合者の存在の主人公
・社会批判的、諷刺的性格
のいずれかの要素を持ち、写実主義的傾向を持った小説を指す。

だそうです。
そのせいか、女子にも人気があった訳ですかね(?)

物語はルルーシュ(主人公)と、

このスザクがメインで進んでいきます。


先に書いた通り、本作はロボットモノではないのですがロボットモノに見える作品としては珍しく主人公が凄い操縦技術を持ってるとかではありません(スザクは超人的ですが)
主人公は頭脳と非情さで勝負するタイプなのですが、本当に頭がいいんです。
この当時ここまで賢かったのはデスノートのLか銀英伝のヤンくらいしか思い浮かばない程でした。
その天才の思考をスザクが超人的な操縦技術や身体能力で超えて行くのが面白いというか、個人的にはムカついてましたw

そして本作のメインヒロインとも言えるC.C.です。
読み方は「シーツー」です。
「シーシー」とか言ったら笑われるので要注意です。
とても美しくて可愛くて、可憐で可哀そうな娘さんです。


「ロボットアニメではない」と先に書きましたが、

ロボもカッコいいのでご安心下さい。


重要な事を書き忘れてました。
ルルーシュは「絶対遵守の力」というとても凄いスキルを持ってます。
「我に従え!」と目をカッ!っとするだけで、相手に絶対的な命令を下す事が出来ます(1人に対して1回のみ有効)
チート能力である事は確かですが、このスキルにも欠点がありましてこれ以上のネタバレはしないでおきますので、未視聴の方は是非ご自分の目で確かめて下さい。


第1期の出来栄えだけで言えば文句なしの★5評価なのですが、2期はスポンサーの思惑が入り込み捲って不要とも思える要素がふんだんに加わります。
話数を伸ばせばいいというものではないし、クソダサいキャラソンとか要らないし、殺伐とした世界観から急にほのぼの学園ストーリーに移行したりとアニメの足を引っ張り捲りだった2期のせいで評価はガタ落ちです。
しかしラストは納得のいくものであり良い終わり方だったと思います。
それも含めて★4評価という事でお願いします。
劇場版に関してはまた別の記事でお話させて頂きます。

Code Geass-Opening 1

code geass opening 2
アー!
今観てもカッコいい!
やっぱスザクはムカつくけどカッコいいw
とても14年も前のアニメとは思えません(等身がおかしいとか言わないよーに)
人物紹介としては3人しかしませんでしたが、他にも魅力的なキャラが多数おります。
私のお気にはジェレミア卿です。


それでは、良きアニメライフをノシ

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