アニメ批評その213 タイムパトロール隊オタスケマン
評価:★(タイムボカンシリーズの4作品目)
概要
『タイムボカンシリーズ』第4作である本作品は、それまでのシリーズで踏襲されてきた「モノ探し」の要素ではなく、歴史を守る側と改竄を狙う側との戦いが主軸に据えられ、各回のストーリーも日本昔話や世界名作童話に代わって「歴史上の人物・出来事」がテーマとなっている。
この他にも敵と味方が同一の組織に所属している点や、各キャラクターの過去やその因縁などが描かれるようになったのも新しい試みである。
悪玉側の新キャラクターの加入は前作より引き継がれ、本作品では人間キャラのゲキガスキーを加えて4人体制としている。
また、それまではずっこけた時の台詞は「アラー!」と平凡だったが、本作品では両手を上げて「ブレー!」と叫ぶ様となった。
これが好評となり、後続の作品でも『ヤットデタマン』の「コケー!」や『逆転イッパツマン』の「シビビーン!」など、特徴ある台詞とポーズによるずっこけの描写が踏襲されることとなった。
登場するメカが動物スタイルなのは前作までと同様だが、従来シリーズのデザインと比べ本作品ではより細かなディテールが盛り込まれるようになった。
また悪玉のメカも当初の顔メカから、物語中盤以降は合体アニマルメカ、巨大海洋生物メカ、そして世界の珍獣メカと、そのデザインコンセプトは多彩なものとなっている。
あらすじ
タイムパトロール隊は、世界から集められた隊員が日夜歴史の流れを監視している組織である。
地球から数万km離れた宇宙空間にある巨大な宇宙ステーションに本拠を置き、擬似重力があり、地球にいるのと同じように生活できるようになっている。
タイムパトロール隊員の落ちこぼれ三人組は自分達が有名になり、歴史に名を残すことを夢見ていた。
そんな時、彼らの前に現れたトンマノマントは彼らの夢をかなえることを約束し、彼ら三人組をオジャママンに仕立てて自分が作った歴史へと変えようと企む。
その電波をキャッチした同じくタイムパトロール隊員のヒカルとナナはその野望を阻止するためにオタスケマンとなって戦うことを決意。
時を超え、歴史を変えようとするオジャママンと、その野望を打ち砕くオタスケマンとの戦いが始まる。
タイムパトロール隊オタスケマン - Wikipediaより抜粋
オタスケマンです。
デザインが凄いですねw
サポートマシンのヒネボットです。
まさに昭和!という感じです。
敵のオジャママンですが、前作のゼンダマンよりも作画レベルが下がってる気がします。
特にドロンジョ様ポジションのアターシャですが、一番作画が危うい上に33歳という誰得設定も謎です。
古いという事を差し引いても、視聴するなら他のタイムボカンシリーズをご覧になった方が宜しいかな?と思います。
一応今後もタイムボカンシリーズの紹介をしていく予定ですが、どうか最後までお付き合い下さいませ^^;
それでは、良きアニメライフをノシ