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アニメ批評その231 インフィニット・デンドログラム

評価:★(「後味が悪い」言い過ぎ)


あらすじ

2043年7月15日、プレイヤーの性格・思考・行動に合わせて無限のパターンの進化をたどる独自のシステム「エンブリオ」を有するダイブ型VRMMO『Infinite Dendrogram』(インフィニット・デンドログラム)が発売された。

過去のVRMMOが実現できず技術的に不可能とされてきた要素をいくつも備えていた『Infinite Dendrogram』はまもなく一大ムーブメントとなり、世界を席巻した。

それから1年半後、大学受験を終えて東京で一人暮らしを始めた椋鳥玲二は長い受験勉強の終了を記念し、以前から兄の修一に誘われていた『Infinite Dendrogram』を始める。

玲二はチュートリアルを済ませてレイとなり、発売初期から『Infinite Dendrogram』を始めていた兄との合流を目指すが、その途中で遭遇したNPCの女性から、クエストとして彼女の妹の捜索を頼まれる。

やがて兄と合流したレイは、「この世界のイベントは後に回せば人死にが起こることもある」と聞き、ジョブに就かずエンブリオも得ないまま捜索を開始する。

NPCの女性の妹を見つけたものの、危険なモンスターに囲まれた状態で兄とはぐれたレイは、デスペナルティになる寸前にエンブリオを孵化させて危機を脱すると、兄の助力もあってクエストを完了する。

初クエストで助けたNPCの女性は、レイの所属するアルター王国騎士団の副団長だった。

その縁をたどり、初心者ながら【聖騎士】という上級職に就いたレイは王都付近でのレベル上げ中に初心者狩りに遭い、デスペナルティとなってしまう。

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- - Wikipediaより抜粋


死なないSAOだと思って頂ければと思います。
※デスペナルティは24時間ゲームにログイン出来なくなります。

主人公のレイ・スターリング
ゲームをはじめたてで、レベルも低いのに何か活躍します。
ゲームの才能があるとかではなく、気合でどうにかするタイプです。
ゲーム内のNPCを現実の人間同様に扱う程のゲーム脳で、将来が心配です。
「後味が悪い」が口癖なのですが、言い過ぎなのが何か癇に障ります。

一応メインヒロイン的な立場のネメシスです。
こう見えて兵器です。
作者がメインヒロインである事を忘れてしまうくらい希薄な存在です。


本作とSAOと比べた時に何が劣っているのかを考えてみました。
その1.キャラ微妙
SAOは主人公のキリトさんは勿論の事、アスナや直葉ちゃん、シノン、ユウキなど魅力的なキャラが多数おります。
インフィニット・デンドログラムは「後味が悪い」ばかり言う仮想と現実の区別のつかない残念な主人公と、存在感が薄いヒロインをはじめ魅力的と思えるキャラが存在しません。

個人的にはこのキョンシーみたいな人が好きでした。


その2.作画レベルが低い

止め絵や普段の絵は悪くないのですが、戦闘シーンは結構残念だったと思います。
作画レベルが低いと言ってしまいましたが、表現の仕方の問題な気もします。


その3.緊張感が無い
一応最終話では「この世界は仮想世界とは思えない」的な発言が出ます。
原作をよく知らない私ですが、実際は深い設定とかあるのかもしれません。
しかし、現時点でわかっている事はゲーム内の住人はNPC
プレイヤーは死んでも24時間経過したら復活可能
これでは緊張感も何もありません。
しょせんゲームです。

死んだらそこで終了くらいの緊張感が無いとドキドキできませんよねぇ


別に緊張感とかなくても面白ければいいのですが、本作は主人公がいつも何かと戦ってたり救おうとしたりしてるので、「いや別にタダのゲームでそこまで熱くならんでもよくね?」とどうしても思ってしまいます。
身近にこんな人がいたら距離を取りますね。

ロボとか要塞とかも出てくるのですが、世界観もあやふやな感じを受けました。
原作はVRゲーム部門限定で考えれば比較的ちゃんとしている作品という位置づけなのですが、どうしてもSAOと比較してしまうと見劣り感が半端ないのでオススメするには至りません(★1です)
それでは、良きアニメライフをノシ

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