アニメ批評その325 おジャ魔女どれみ
女児向けアニメは苦手な私です。
なのでechoさんに丸投げです!
評価:★★★(女児アニメの名作)
概要
テレビ朝日系列で放送された、東映アニメーション制作の魔法少女アニメ。
1999年に『おジャ魔女どれみ』、2000年に『おジャ魔女どれみ♯』、2001年に『も〜っと! おジャ魔女どれみ』、2002年『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』の全4シリーズ(全201話)が放送された。
地上波では4年(16クール)という長期間の放送となり、この枠の人気作品となった。
ちなみに、この枠が『どれみ』終了後にプリキュアシリーズに引き継がれる。
後に『ハートキャッチプリキュア!』で『どれみ』のスタッフが多数起用されプリキュアシリーズでも独自の人気を博した。
あらすじ
ドジで妹の春風ぽっぷからもバカにされる自称「世界一不幸な美少女」の小学3年生・春風どれみ。
魔女に憧れ、好きな人に告白する勇気を魔法で手に入れたいと思っていた彼女は、ひょんなことから本物の魔女・マジョリカと出会う。
マジョリカが魔女であることを、どれみが見破ってしまった為に、マジョリカは呪いの力により魔女ガエルとなってしまう。
マジョリカを元の姿に戻すため、どれみは幼なじみの藤原はづき、転校生の妹尾あいこと共に魔女見習いとしての修行に励んでいく。
春風どれみ
本作品の主人公。
赤毛のお団子頭がトレードマーク。
自称「世界一不幸な美少女」
ステーキが何よりの大好物。
ドジで何をやっても失敗ばかりでよくトラブルを起こすが、明るくて友達思いの優しい純粋な心の持ち主。
魔女に憧れていて、偶然にもマジョリカが魔女だと知り、元に戻すために魔女見習いとなる。
魔女見習いになった理由は「好きな人に告白する勇気が欲しい。」
藤原はづき
どれみの幼馴染。
茶髪のポニーテールと眼鏡が特徴。
どれみが魔女見習いであることを最初に見破ったのも彼女である。
自分が素直になれないことに悩んでいる。
おしとやかでおっとりとした性格だが、笑いのツボが他のズレている一面も。
お嬢様でバイオリンが得意。魔女見習いになった理由は「母に嫌と言える勇気が欲しい」。
妹尾あいこ
大阪生まれの転校生。
青色のショートヘアが特徴。
粋のいい浪速っ子。ボーイッシュで運動神経は抜群。
大阪弁で話し、天然な所のあるおジャ魔女たちのツッコミ役。
両親が離婚し、父娘家庭の生活のため家事全般を担う。
魔女見習いになった理由は両親の復縁。
瀬川おんぷ
第1期の中盤から登場。
人気チャイドルの転校生。
紫色のサイドテールが特徴。
マジョリカのライバルであるマジョルカの正体を知ったことで魔女見習いとなった。
普段は愛想良く振舞うが、本来はクールでドライな性格。
当初は禁断の「人の気持ちを変える魔法」を使用することからどれみたちと対立していたが、彼女たちと過ごしていく内に心を開く。
飛鳥ももこ
第3期から登場。
アメリカ育ちの留学生。
お菓子作りが得意。
以前までは師匠のマジョモンローの下で働いていたが、その師匠を亡くした上に禁断の魔法を使用したことで、どれみ達と同じ魔女見習いとなった。
アメリカ育ちらしい明るくハイテンションな性格だが、当初は日本語がまともに話せないなどのアメリカとのカルチャーショックからトラブルを起こす。
いまやテレビ朝日の伝統になった日曜朝のアニメ・特撮枠(日アサ)で、プリキュアの前に放送されていたのがおジャ魔女どれみです。
頭身が低く顔が大きく、手足が細いマンガチックなキャラデザは、コミカルで感情や心情がストレートに伝わります。
表情豊かで楽しいアニメーションとは打って変わって、ストーリーは小学生のリアルな人間関係の悩み、家庭の悩みを魔法使い見習いのどれみたちが解決していくことになります。
当然魔法も使って解決するのですが、魔法は悩みを知る為や解決を後押しする道具として使われていて、最後は自分たちで解決する事が多く、感動的なお話もかなりありました。
私もごく最近子供と一緒に見たクチなんですが、子供は夢中になって見ていましたし、大人の私が見ても見ごたえがありました。
4年間放送されていた事もあって全シリーズで201話と長く、全て見るとなる大変ですが、見ても損はしない色あせない名作です。
今年は放送20周年という事で記念映画も作られます。
20周年を記念していろいろな動画サイトで視聴できますし、秋の映画公開までにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
では良きアニメライフを!