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アニメ批評その594 あしたのジョー

評価:★★(ボクシングといえばコレ)

概要

『あしたのジョー』 は、原作:高森朝雄(梶原一騎)・作画:ちばてつやによる日本の漫画作品。ボクシングをテーマにしたスポーツ漫画である。

『週刊少年マガジン』(講談社)に、1968年1月1日号(発売日は1967年12月15日)から1973年5月13日号にかけて連載された。

2010年12月時点で単行本累計発行部数は2500万部を突破している。

『週刊少年マガジン』連載中から社会的反響は大きく、ジョーのライバルである力石徹が作中で死んだ時には、架空の人物であるにも関わらず、寺山修司の提案で天井桟敷のメンバーにより東由多加演出による葬儀が行われた(1970年3月24日、講談社講堂にて)。

また1970年3月31日に発生したよど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が「われわれは明日のジョーである」(原文ママ)と声明を残している。

さらに、辰吉丈一郎をはじめ現実のボクシング界にも大きな影響を与えた。

これら社会的反響の大きさから、「戦後最大のヒットマンガ」の1つに数えられ、劇画路線にシフトした昭和40年代の『週刊少年マガジン』を『巨人の星』とともに支えた。

あらすじ

東京・山谷のドヤ街に、ふらりと一人の少年が現われた。

矢吹丈(ジョー)と名乗るその少年に一方的に叩きのめされたアル中の元ボクサー・丹下段平は、ジョーと地元暴力団・鬼姫会の連中との乱闘から天性のボクシングセンスを見いだし、一流のボクサーに仕立て上げようと口説き始める。

しかしジョーは、自分に向けられる段平の情熱を利用し、小遣いをもらってはドヤ街の子供たちを引き連れて乱行を繰り広げた揚げ句、犯罪にも手を染め、警察に逮捕されて鑑別所へと送られてしまった。


そんなジョー宛てに段平から「あしたのために」の書き出しで始まるハガキが届いた。

その内容は、左ジャブの打ち方から始まるボクシング技術の講義であった。

時間と体力を持て余していたジョーは、そのアドバイスに従ってボクシングの練習に身を入れるようになり、やがて自分のパンチの切れが、今までと比べものにならないほど向上していくのを実感する。

あしたのジョー - Wikipediaより抜粋

本作の名を知らない方はかなり少ないと思います。
漫画の連載は1968年~1973年
アニメも1期が1970年4月1日 - 1971年9月29日
2期は1980年10月13日 - 1981年8月31日と大変古い作品です。
名前は知ってるけど観た事は無いなぁ・・・という方が多い気がするので、ご紹介させて頂きます。

まぁね・・・古いですよ。
時代背景も表現方法も全てが古臭いです。
ボクシングの試合のシーンも昨今の本格的な格闘モノと比べると見るに耐えないレベルです。
しかし、未だに名作と呼ばれる所以は謎の熱さです。

言葉ではお伝えしにくいので是非視聴して頂きたいのですが、とにかく熱いのです。
主人公の矢吹 丈の練習シーンもそうですが、試合からも気迫が伝わってきます。

そもそも主人公がカッコいいのがポイント高いです。

他の登場人物も魅力的ですし、

ボクシングというスポーツの過酷さと、勝利への執念という点に関しては本作程見事に描かれた作品を私は他に知りません。

格闘モノの漫画やアニメだったら必ず必殺技がある訳ですが、当時は子供だましな現実離れした技ばかりの中で、本作はクロスカウンターという現実的な技を取り入れていた点が評価出来ます。
またこの技を諸刃の剣であり、決まった後もドキドキ出来るという特典付きです。

【公式】あしたのジョー 第1話「あれが野獣の眼だ!」"Tomorrow’s Joe 1" EP01(1970)

【公式】あしたのジョー2 第1話「そして、帰ってきた…」"Tomorrow’s Joe 2" EP01(1980)
公式チャンネルでお試し視聴が可能です。
1期の古臭さは視聴意欲を削ぎますが、2期からは表現方法も作画もかなり良くなってます。
大変古い作品な上に話数が多いので全話視聴するのは困難なので評価は★2とさせて頂きましたが、個人的にはこの熱き名作をご覧になって頂きたいと思っております。
有名なシーンの説明や面白ネタについても書こうかと思いましたが、盛大なネタバレになるのでやめておきました。
知識として知りたい方はちょっとググれば色々と出てきますが、それを知る前にご視聴頂けましたら幸いです。


それでは、良きアニメライフをノシ

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