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アニメ批評その595 ふしぎ遊戯

遊戯王とは関係ありません。
echoさんの記事です)

評価:★★(逆ハーレム異世界転生少女アニメの傑作、どろどろの人間ドラマが見どころ)

概要

ふしぎ遊戯は、渡瀬悠宇による日本の少女漫画を原作としたテレビアニメ。

1992年より『少女コミック』連載され1995年からテレビ東京系でアニメ化された。

毎週木曜日18時放送。全52話。

美朱役の荒木香恵が同時期に担当していた美少女戦士セーラームーンのちびうさの物真似など、声優ネタが盛り込まれている。

原作は少女コミックに連載された、全シリーズの累計発行部数は2000万部を突破する人気少女漫画です。
日常パートはギャグシーンが多めでテンポ良く見られますが、一方でかなりきわどい過激な描写もあります。
良く夕方にやってたよな…。
高校受験を間近に控えた中学3年生の夕城美朱と親友の本郷唯は、なんでも望みがかなうという四神天地書という書物を開いて、本の中に吸い込まれてしまいます。

そこに待っていたのは、古代中国に似た異世界でした。
町のごろつきに襲われた美朱と唯は額に鬼の字を持つ青年、鬼宿(たまほめ)に助けられます。

すぐに現実世界に戻れた2人でしたが、母親と口論になり飛び出した美朱は再び本の世界へ、現実世界へ帰れなくなってしまいます。
そこで美朱は自分が、「紅南国」を守護し、なんでも願いを叶えてくれる「朱雀」を呼び出す為の巫女に選ばれた事を知ります。
鬼宿(たまほめ)や若き皇帝、星宿(ほとほり)、おかまの柳宿(ぬりこ)ら朱雀七星士の力と、現実世界で待つ唯の助けによってなんとか現実世界に戻った美朱でしたが…。
今度は入れ替わりに唯が本の中に閉じ込められてしまいます。

1日たってその事に気がついた美朱は唯を助ける為、そしてもう一度イケメンの鬼宿(たまほめ)に逢いたくて本の中へと戻っていきます。
本の中では3ヶ月の月日が流れていました。
美朱と入れ替わりに倶東国(青龍に守護された国)に降りた唯は、ゴロツキに襲われ乱暴されてしまいます。
傷心の唯を助けたのは青龍七星士の心宿(なかご)でした。
青龍の力の独占を密かに狙う心宿は、美朱に見捨てたられたと唯に吹き込み、青龍の巫女になるよう仕向けます。
唯を助けるため美朱と鬼宿達が倶東国までやってきますが、そこで唯が見たのは鬼宿といちゃいちゃする美朱なのでした…。


と、ここまでが序章なのですが、ここからがめちゃくちゃ面白いのです。
美朱に裏切られたと感じた唯は、美朱と鬼宿を引き離し青龍の巫女になる事を決意します。
唯に仕える心宿は倶東国と唯の為なら手段を選ばないドSです。
ありとあらゆる手段で美朱と朱雀七星士の妨害をしていきます。
この唯と心宿によってどろどろの愛憎劇が始まるのです。

はたして美朱は唯と仲直りをして現実世界へ戻れるのか?
美朱と鬼宿は結ばれる事が出来るのか?
紅南国と倶東国の戦いの行方は?

こんな感じでストーリーの引きが上手くてどんどん引き込まれてしまいます。
作画は古い作品ですし、52話もあるので安定しない回もあるのですが、キャラクターは美男美女揃いでキャラも立っているのですぐに慣れると思います。
年代や52話という長さも考慮して☆☆としましたが、男性でもハマる名作少女アニメだと思います。
面白そうと思った方は是非チェックしてみて下さい。
では、良きアニメライフを!

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