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アニメ批評その663 機動戦士ガンダムUC

評価:★★★(アニメの出来は良いが、評価してはイケナイ気がする)

概要

『機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン)(英題: MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN)は、矢立肇・富野由悠季原案、福井晴敏著による日本の小説。

角川書店『ガンダムエース』誌上にて2007年2月号から2009年8月号まで連載された。

また、この小説を原作とするアニメ作品(原作・矢立肇、富野由悠季、監督・古橋一浩、ストーリー・福井晴敏)と漫画(作画・大森倖三)が制作されている。

『機動戦士ガンダム』(以下『1st』)をはじめとした「宇宙世紀」を舞台とする作品で、劇場用アニメ作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(以下『CCA』)から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となっている。

物語は宇宙世紀元年から始まり、その年に起こった宇宙世紀誕生や、一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核となっている。

なお、時系列的に『CCA』に近い年代にあたるため、登場人物やメカニックの設定にもその内容が多く反映されているほか、『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』(以下『ΖΖ』)などから発展させた設定も多い。

アニメ版では、物語の核心を握る人物サイアム・ビストの声優に『1st』のナレーションを務めた永井一郎を起用することで、同作品のナレーションはサイアムによるモノローグであるという意味を持たせるなど、『機動戦士ガンダム』から続く地球連邦とジオンとの一連の抗争に一応の決着を付ける総括的作品でありながらも、本作品より後年の宇宙世紀を舞台にした『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』『機動戦士ガンダムF91』、そのはるか未来を描く『∀ガンダム』とのつながりを示唆する描写も見られる。

また、福井は本作で宇宙世紀の「ガンダム」に一度「句読点」を打ち、そこから改めて『F91』から先を考えていくべきだと思ったと述べている。

あらすじ

第二次ネオ・ジオン抗争の終結から3年後の、宇宙世紀0096年。

サイド4の工業コロニー・インダストリアル7、その増設設備メガラニカにおいて、ビスト財団当主カーディアス・ビストが、フル・フロンタル率いるネオ・ジオン残党軍「袖付き」へ「ラプラスの箱」と呼ばれる重要機密を引き渡す計画が立てられていた。

同じくして、カーディアスの私生児である少年バナージ・リンクスは、インダストリアル7内にあるアナハイム工専へ通うなか、謎めいた少女オードリー・バーンとの運命的な出会いを果たし、彼女に強く惹かれる。

オードリーの正体はザビ家の生き残りであるジオンの姫、ミネバ・ラオ・ザビであり、大きな戦争の火種となる可能性のある「ラプラスの箱」の引き渡しを独断で阻止しようとしていた。

だが、別途引き渡しを察知した連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社が地球連邦軍を軍事介入させたため、インダストリアル7は「袖付き」との戦闘によって火の海と化してしまう。

バナージはアクシデントの中で瀕死のカーディアスと再会し、出生の秘密を知らされると同時に、「箱」を開くための「鍵」でもあるMSユニコーンガンダムを託される。

機動戦士ガンダムUC - Wikipediaより抜粋

音楽が最高で超絶カッコいいガンダム作品の紹介です。
『機動戦士ガンダム』の流れを汲む作品で、時代背景は逆襲のシャアの3年後となります。

主人公のバナージ・リンクス(16歳)と、

オードリー・バーンちゃんことミネバ・ラオ・ザビさんです。
あのドズル・ザビさんのお子さんがメインヒロインというだけでワクワクしませんか!?

他にもガンダムファンならほぼほぼご存じのあの方々も登場します。
もうコレだけでも視聴する価値はあるんじゃないでしょうか?
しかもですよ?

シャアっぽい人まで出てきます。
声優は池田秀一さんで、

モビルスーツは赤ですw

個人的な好みになってしまいますが、ガンダムは歴代の中でも一番カッコいいと思います。
見た目だけでは無く、色々な面でカッコいいです。
ジオニストの私がガンダムを見て「カッコいい!」と打ち震えたのはユニコーンガンダムだけです。
加えて音楽の素晴らしさは言葉では形容する事が出来ません。
だからといってBGMの動画をここに貼るのもどうかと思いますので、そこは実際に視聴して確認して頂ければと思います。
本作を視聴後感想としては「歴代最高のガンダム作品」だと思った私でしたが、少し時間を置いて考えたら「アレ?んんん???」となりました。

コチラは逆シャア時代に連邦軍の主力MSだったジェガンです。
このポンコツが60年経ったF91の時にも登場するのは「この間の連邦は何をヤってたの?」と思ってしまう訳ですが、逆シャアからわずか3年後のユニコーンでは、

どんでも無く強いMSが多数登場します。
ユニコーンにもジェガンは登場しますが、何と無く性能が高そうに見えてしまいますし、他のMSは明らかにオーバースペックというか30年後の技術力を凌駕しております。
SEEDウイングの様な正史では無い作品は設定やメカの強さがぶっ飛んでても面白ければいいかな!と思うのですが、1年戦争の流れを汲む作品でそれをヤルのはご法度だと思います。
原案が富野監督であってもこの作品を描いたり映像化したのは別の方なので仕方が無い部分もあるのですが、本作を観た後にF91を観ると「めっちゃMS弱くなっとるやんけ!」と感じてしまいます。
これは個人の主観というレベルでは無く、1年戦争のザクとZガンダム位の差があってその時代が逆転してるとしたら「おかしいでしょw」と誰もが感じる事でしょう。
この作品単体で観たら名作だと感じますが、長年ガンダムを観て来た私からするとこういった時代背景を無視する様な作品を高く評価する事が出来ません。
「そんな難しい事はどうでもいいよ!」と思う方はロボアニメが嫌いとかで無い限りは必ずやお楽しみ頂けると思います。
評価は悩みましたが無難に★3としておきます。

ちなみに本作はOVA版とTV版があります。
後から制作されたTV版の方は若干間延びした感があるので、オススメはOVA版とさせて頂きます。
それでは、良きガンダムライフをノシ

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