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アニメ批評その683 極黒のブリュンヒルデ

評価:★(制作途中に予定が狂ったとしか思えない酷さ)

概要

『極黒のブリュンヒルデ』(ごくこくのブリュンヒルデ、英:Brynhildr in the Darkness)は、岡本倫による日本の漫画作品。

『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2012年9号から2016年18号まで連載された。

本作品は、岡本倫が2002年から2005年にかけて週刊ヤングジャンプで発表した、『エルフェンリート』の系統を継承したサイエンス・ファンタジー作品であり、陰惨描写要素の多い「ダーク系」ならび「ダーク・ファンタジー」を取り入れたSF漫画でもある。

2014年にテレビアニメ化され、同年4月から7月にかけてTOKYO MXほかにて放送された。

2016年5月時点でコミックス累計発行部数は170万部を突破している。

あらすじ

一度見聞きしたことを忘れない特殊能力を持つ高校生・村上良太は、子供の頃に事故で死なせてしまった幼馴染の少女・クロネコのことが忘れられず、彼女と交わした「宇宙人の存在を証明する」という約束を果たすべくNASAを目指して学年トップの成績を維持し、天文部で毎日夜空を見上げて探し続けていた。

ある日、良太の前にクロネコと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。

彼女は、非人道的な人体実験を行っている研究所から逃げ出してきた《魔法使い》であり、物体を破壊する「破撃」の力を持った超能力者だった。

魔法使いたちの首の後ろには「ハーネスト」と呼ばれる制御装置が埋め込まれており「鎮死剤」と呼ばれる延命薬を毎日飲まないと、身体を維持することができずに死んでしまうという。


やがて良太は、未来におこる死を「予知」する力を持つ橘佳奈、電子機器を操作する「操網」の力を持つカズミ=シュリーレンツァウアー、他人と位置を入れ替える「転位」の力を持つ鷹鳥小鳥、怪我を治す「再生」の力を持つ若林初菜たちと一緒に暮らし始める。

人目を避けながらではあるが、つかの間の穏やかな幸せを感じる仲間たち。

自分たちの能力を駆使して、次々と送り込まれてくる格上の能力を持っている魔女の刺客たちを撃退していく中で、研究所の上層部「高千穂」で進行する恐るべき計画と、それに抗うレジスタンス組織「ヘクセンヤクト」の存在、自らの望みを叶えようとする研究所の所長九千怜の暗躍、そして《魔法使い》についての隠された謎が判明していく。

極黒のブリュンヒルデ - Wikipediaより抜粋

エロありぃ~の

グロありぃ~のと岡本倫先生らしい素晴らしい作品です@原作は

岡本倫先生原作のアニメといえば『エルフェンリート』が非常に有名で、本作も設定とストーリーが秀逸で、キャラデザに関しても文句無しでした。
放送当初は、ニコ動の再生数やMAD動画の数を見る限り人気はあったと思います。
正直アニメの出来に関しては最初から不満はありました。
せっかく可愛い子達がたくさんいるのに、その可愛さを上手く引き出せて無い感じで、バトルシーンも「うーん…」と首を傾げるレベルでした。

メインヒロインの寧子ちゃんが元から可愛いので、それに助けられてた感はあったのですが、ストーリーの展開の仕方が下手糞過ぎました。
テンポの悪いストーリーに加えて、主人公が原作以上に無能に描かれてて、更にエロシーンが無駄に多いという・・・
観ていたイライラしたのは私だけでは無かった様です。
※様々なレビューサイトを観ましたが、同様の感想が多かったです。

終盤のスピード感は半端無いです。
原作未読だと絶対にわからん様な展開になります。
一番とも言える見せ場が意味不明なシーンになってしまったのは致命傷です。
↑は寝たきりの子なのですが、凄いイイ見せ場があるのに・・・勿体ない!
「どんだけ無能な監督が作ったんだ?」と思って調べましたが、監督も脚本家もちゃんと実績にある方々でした。
となると、製作のスケジュールがタイトだったのか、製作費が少なかったのか?
そういった事情で雑な作りとなってしまい、元々分割2クールの予定が突然「2クール目は無いから今期で上手く終わらせろ」とでも言われたのではないかと勘繰ってしまいます。
「僕ハジメテ監督ヤリます」とか「初めての脚本だから許してニャン♡」とかだったらわからんでもないのですが、そうで無いならテンポが悪い所から急加速で原作を知ってる勢でも「え?え?ぇえ!?意味がわからんw」とはならんと思います。

アニメの方は残念な出来でしたが、原作の漫画は評価が高い作品です。
『エルフェンリート』は海外からも高い評価を受けたので、本作は同等かそれ以上に製作費も時間も掛けて良い作品にして欲しかったし、そうするべきだったでしょう。
※当ブログのエルフェンリートの記事は未だに人気で、海外の方に多く読まれてます。
こんな事を書いてて「あれ?制作会社はどこだっけ?」と思って調べたらアームスでした。
アームスは2017年に会社の規模を縮小し、2020年に解散してます。
本作は2014年制作ですが、製作に専念出来ない様な状況だったのかもしれません。
エルフェンリートも同社が制作した作品でしたので、やり様によっては良い作品になっていたかもしれないだけに残念です。

Gokukoku no Brynhildr 極黒のブリュンヒルデ OP 1「Creditless」
OPも歌詞が無くて斬新と言われてたんですけどねぇ・・・
それでは、良きアニメライフをノシ

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