アニメ批評その691 進撃の巨人 OAD 悔いなき選択 #0.5A
評価:★★★(リヴァイとエルヴィンの出会い)
OVAシリーズの第4弾です。
本作は前編後編の2話構成となっております。
王都のゴロツキだったリヴァイと、調査兵団分隊長のエルヴィン・スミスとの出会いが描かれた物語です。
目つきの悪さは調査兵団に入る前からの様です。
元はゴロツキだったリヴァイは仲間達と悪い事をする毎日を送っていた訳ですが、
戦闘力は兵士になる前から高いです。
アッカーマンの血筋ヤバいですねw
色々なんやかんやありまして、エルヴィンに説得されます。
ゴロツキとはゆえ、とんでもなく高い戦闘力を持った男をみすみす死なせるのは勿体ないという判断だったのでしょう。
ロクな解説をしておりませんが、もうコレだけでもどんな話かおわかり頂けたかと思います。
本作の見どころはエルヴィンとの出会いよりも、ゴロツキ時代の仲間と過ごしたリヴァイを見る事が出来る点だと思います。
仲間想いなのは昔からで、こんな笑顔をする場面なんて本編では無かった気がします。
本来こういったサイドストーリーは内容が良くても★2止まりにする事が多いのですが、リヴァイというキャラが進撃の巨人という作品においては主人公並みに外せないキャラであり、そのキャラがエルヴィンと出会い兵士になるまでの物語とあってはオススメしない訳にもイキません。
本作を観なくても進撃の巨人という作品をお楽しみ頂く事は可能ですが、本編を視聴した後でも良いのでリヴァイ兵長の過去をご覧になって頂けましたら幸いです。
それでは、良きアニメライフをノシ