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アニメ批評その695 吸血鬼すぐ死ぬ

評価:★★(そんなに面白くは無い)

概要

盆ノ木至による日本の漫画作品。

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で2015年30号から連載中。

略称は『吸死』。

単行本は少年チャンピオン・コミックスレーベルより刊行され、2021年12月時点で累計部数が150万部を突破している。

一般的に吸血鬼は不死身とされるが、その一方で日光、十字架、ニンニクなど弱点が多い存在とされている。

本作は吸血鬼の「意外な脆さ」を強調し、デフォルメすることでギャグ漫画に仕立て上げている。

実際、主人公の1人である吸血鬼ドラルクは弱点を突かれるだけではなく、ほんの些細なことで死亡し、塵になってしまう。

ただし、不死身でもあるので、すぐに塵から再生する。

なお、コミックス1巻は総ページ数156ページであるが、58回死亡している。

あらすじ

埼玉県伊奈架町の郊外に不死身と恐れられる吸血鬼が棲むという城があった。

その城へ行って帰ってこない子どもを助けるために雇われた吸血鬼退治人ロナルドは城へと向かったが、そこにいたのは確かに不死身ではあるものの、すぐに死んで灰になるザコ吸血鬼ドラルクであった。

子供も別にドラルクに捕えられていたわけではなく、城で遊んでいただけだった。

ちょっとした不注意からロナルドが城を破壊してしまい、住居を失ったドラルクは新横浜にあるロナルドの事務所に転がり込んで同居することになる。

なりゆきから、ドラルクとロナルドはコンビを組んで、露出狂の吸血鬼の事件を解決しようとしたり、ロナルドの自伝小説原稿を取り立てにくる吸血鬼よりも恐ろしい編集者と対峙したり、クソゲーをプレイしレビュー記事を執筆したりすることになる。

吸血鬼すぐ死ぬ - Wikipediaより抜粋

不死身の高等吸血鬼であるドラルク(cv.福山潤)と、

バンパイアハンターのロナルド(cv.古川慎)が織り成すギャグ作品です。

成り行きでコンビを組む事になった二人が事件を解決したり仕事をしたりという話です。
どこだかの「2021年秋アニメランキング」で無職転生を抑えて首位を獲得していたので視聴する事にしました。
「アレを上回るくらいだからさぞかし面白いアニメなんだろうな!」
そう期待に胸を膨らませた私でしたが、全然面白くありませんでした。
駄作だとは申しませんが「暇つぶしにはなるかな?」程度の面白さで、私の中ではですが2021年秋アニメの中ではトップ10にも入らない程度の評価です。
どうしても納得出来なかったのでechoさんに「コレ何が面白いの?」とストレートに聞いたところ「腐女子票が集中した模様」と教えて頂きました。
確かにメインキャストのお二人もですが、他にも人気声優さんが多数出演されてますし、ギャグのネタ的が女性向けな気がしないでもなかったです。

吸血鬼のドラルクがホンマにすぐ死ぬところはタイトル通りで感心しましたが、腹を抱えて笑う様なギャグは皆無で、ギャグモノとはゆえオチがわかりやす過ぎる展開も楽しむ事が出来ませんでした。
私の好みによるところも大きいとは思いますが、無職転生を抑えてまでの作品では決してありません。
原作が新人漫画賞で「絵は上手いが生気が足りない」「ギャグが少年誌向きではない」「舞台がふわっとしている」という評価を下されたそうですが、何となくわかります。
駄作では無いし、アニメの出来が悪いとか声優の演技がアカンとかそういった事もありません。
ただ、期待して観ると残念な気持ちになるので、暇つぶしに軽い気持ちで視聴するくらいが丁度いいです。
ファンの方には申し訳無いですが、多分1話観れば私が言わんとしている事がおわかりになると思います。
1話目を観て笑えなかったら最後まで笑えないと思います。
逆に1話目が面白いと感じたら最後までお楽しみ頂けるかもしれません。

散々ディスってしまいましたが、個人的にはこういったアニメが制作される事には賛成です。
低予算で制作されたバトルモノのアニメはほぼほぼクソです。
特に異世界転生系は吐いて捨てる程量産されている昨今ですが、ギャグや日常系なら予算を掛けずともそれなりの作品に仕上げる事が可能です。
恐らく本作も潤沢な予算では無かったと思いますが、作風的に予算を掛けても良くはならなそうだけど、少ない予算でもそれなりのクォリティーは保てる感じです。
上手く皆さんに伝わったか少々心配ですが、本作は駄作では無いしアニメ化も失敗ではありません。
ただ男性のウケは悪そうだなぁ・・・というのが率直な感想です。
それでは、良きアニメライフをノシ

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