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アニメ批評その696 サクガン

どことは言わないけど、とある企業が絡むとほぼほぼクソアニメになる説。
本作も「観ようかな?」と思って世論調査したら評判が悪かったので視聴をしませんでした。
なので、今回のレビューはechoさんにお任せしました。

評価:★★(2話までは名作、後半は打ち切りアニメ?)

概要

『サクガン』は、サテライト制作のテレビアニメ作品。

2021年10月からTOKYO MXほかで放送された。

文化放送・DeNA・創通・毎日放送の共同企画によるオリジナルアニメ制作プロジェクト「Project ANIMA」の第1弾

SF・ロボットアニメ部門にて準大賞を受賞した戌井猫太郎のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』が原案。

あらすじ

遠い未来。人類は岩盤に隔てられた「コロニー」で肩を寄せ合い生きていた。

コロニーの外には危険な未開地帯「ラビリンス」が広がり、命を懸けて「ラビリンス」を開拓する者たちは、未開に印付ける者、すなわち「マーカー」と呼ばれた。

マーカーになりたい少女・メメンプー、マーカーをやめた男・ガガンバー。

そんな凸凹な父娘が今、ラビリンスに挑む!

「道がないなら、掘ればいい!」

メメンプー
若干9歳で大学を卒業した天才少女。
好奇心旺盛で、メカの改造や発明が趣味。父の採掘の仕事を手伝っている。
幼い頃からくり返し夢に見る景色があり、その場所を探し出すために「マーカー」として旅に出るのが夢。

ガガンバー
ワークボットを用いた肉体労働者「ワーカー」として生計を立てながら、メメンプーを育てるシングルファーザー。
女好き・酒好き・ギャンブル好きといった典型的な甲斐性なしのダメ男。
かつては「疾風のガガンバ―」の異名を持つ凄腕の「マーカー」だった。

親子のマーカー(冒険者)がワークボット(ロボット)で地下都市を旅をするアニメです。
舞台はディストピア的な雰囲気のある地下世界で、都市はコロニーのようになっており、都市と都市の間にはラビリンスと呼ばれる未開の地が広がっています。
そこに旅立つ夢を持っている少女メメンプーと、かつてマーカーだった父親ガガンバ―の旅がメインです。
アニメーションとしては作画が良く、アクションシーンも派手でかなり良いです。
出発を決める2話まではストーリーも良くて、笑いあり、アクションあり、最後にほろりとさせるシーンもあって2話までは名作の予感がしていたのですが…。
中盤かなり様子が違ってきます。
変なギャグ回でまるまる1話使ってみたり、突然重いシリアス回があったと思ったら、次の回ではすっかり忘れた様にギャグ回だったり…。
ストーリーの流れがおかしかったり、無駄に張り巡らせた伏線を回収しきれていなかったり、最終回直前で新キャラが出てきたと思ったら、最終回に新キャラはあんまり関係なかったりと話がちぐはぐで、面白い回もあるのですが12話通しての面白さはいまいちでした。
特に最終回は、これを中盤あたりにやっておいてシリアスパートに入っていけば名作になりえたのにと、もったいない感じで終わってしまいました。
原作ありの作品だとか、2期がすでに決まっているならまだしも、オリジナルアニメの最終回とは思えません。
なんだか打ち切りが決まって、急いで最終回まで終わらせたジャ〇プ漫画のようでしたw
序盤が良かっただけに後半の失速が気になるアニメでした。とはいえ面白い回もあったので、ロボットアニメが好きな方、メイドインアビスのようなディストピア世界を冒険するアニメが好きな方は見てみるのも良いかもしれません。
では、良きアニメライフを!

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