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アニメ批評その871 SKET DANCE

評価:★(これじゃない感)

概要

篠原健太による日本の漫画。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)2007年33号から2013年32号まで連載された。

2011年4月7日から2012年9月27日までの間、テレビ東京系列にてテレビアニメ版が放送された。

2010年、第55回小学館漫画賞少年向け部門受賞。

2019年8月時点で累計発行部数は1400万部を突破している。

人助けを目的とした高校の部活動「スケット団」の日常と活躍を描いた学園コメディ漫画。

スケット団が学校の生徒からの依頼を解決しようと奮闘する様子を、ギャグを中心に、謎解きあり、感動ありと様々な要素を絡めて描かれている。

あらすじ

開盟学園高等学校・学園生活支援部、通称「スケット団」は、学園の生徒が楽しい学校生活を送れるように、相談事やトラブルの解決など、人助けに取り組んでいる頼れる学園のサポーター集団。

というのは建前で、実際は学園の便利屋扱い。落し物を探したり、裏庭を掃除したり、時には依頼もなく部室で折り紙をしたり。

部員は、お調子者だけどやる時はやるリーダー「ボッスン」、元不良の武闘派ヤンキー娘「ヒメコ」、クールな情報屋「スイッチ」の3人。

そんなスケット団のもとに、今日もヘンテコな依頼人からのヘンテコな依頼が舞い込んで来たり、来なかったり。

スケット団は、時に真面目に、時にバカバカしく、グダグダだけど熱い活動を送っている。

SKET DANCE - Wikipediaより抜粋

原作は1400万部も売れた人気作で、私も大好きなギャグモノです。
しかしアニメは打ち切りとなっており、出来が宜しく無かった事が伺えます。
何がイケなかったのか?といえば、

「間」とテンポでしょうか?
ギャグモノの命とも言える「間」とテンポ
コレが微妙だったのが命取りだったと思います。
原作は面白かったけどアニメで観ると「何か違うな?」と思う事は本作以外でも結構あるのですが、ギャグモノは特にこの現象が多い気がします。
あとキャラのイメージと声優が合って無いとも感じました。
スイッチ役の杉田さんはイメージ通りでしたが、主人公のボッスン(cv.吉野裕行)とヒメコ(cv.白石涼子 )の声がイメージと違い過ぎた感があります。
吉野さんも白石さんも実力も実績もある声優なので、コレに関しては起用した方の責任です。
「間」とテンポに関しても声優さんが悪いというよりかは、演技指導(指定)した方が悪いと思います。
「それは君の好みの話で作品の評価では無いのでは?」
と言われてしまうかもですが、それなら本作のアニメが不人気だった理由を教えて下さい。

不人気と言われながらも視聴率はギリギリセーフなラインにはいたそうです。
それで何故打ち切りになってしまったのか?については、グッツの売上が壊滅的だったからで、円盤の平均売上が400枚、他の関連グッツも全く売れなかったとの事です。
いくら原作の人気があっても視聴率が低調で、グッツが全然売れないとなると打ち切りになっても仕方ありません。

原作は本当に面白いんです。
ギャグモノといえばシュールなネタが多い作品が多い中、本作は他ではあまり見られない手法で笑いを誘います。

作画の良いアニメではありませんが、多少の作画崩壊や不安定な部分があるのは目を瞑るにしても、笑いを誘うシーンでの表情が面白く描けて無かった気もします。
これに関しては技術云々では無くセンスの問題ですが、近年は面白いアニメが全然作れていないタツノコプロが制作しているので仕方ありません。
繰り返し申し上げますが原作は本当に面白いので、アニメ版は観なくても良いので漫画の方を是非読んでみて下さい。
女性キャラ以上にボッスンに萌えた私です。
それでは、良きアニメライフをノシ

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