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アニメ批評その868 蒼の彼方のフォーリズム

評価:★(フライングサーカスのルールが謎)

概要

spriteより2014年11月28日に発売されたアダルトゲーム。

萌えゲーアワード2014で萌えゲーアワード大賞・ユーザー支持賞・11月間賞 の3部門を受賞している。

あらすじ

新学期が始まってしばらくたったある日、久奈浜学院2年生の日向晶也は、登校中に家の鍵を無くし困っている転校生の倉科明日香と出会い、まだ飛び方を知らない明日香とアンチグラビトンシューズ(グラシュ)を用いて空を飛んで登校することになる。

その姿を担任であり旧知の仲である各務葵に目撃され、葵から明日香の指導員になるよう依頼された晶也は、しぶしぶながら了解し、明日香の指導員となる。

蒼の彼方のフォーリズム - Wikipediaより抜粋

原作は人気のあるエロゲです。
人気はあるのですが、wikiの設定やストーリーを見る限り面白さが1ミリも伝わって来なかったのは、私の感性が古くなってるとかでしょうか?

本作は日常系アニメ・・・では無く、

大空を舞台としたフライングサーカス (Flying Circus, FC) と呼ばれる架空のスポーツを題材としておりまして、そのFCの特訓や試合がメインとなります。

大空を少女達が元気よく飛び回るのですが、

このスポーツのルールが謎過ぎて楽しむ事が出来ません。
タイトル中の「フォーリズム」は、ポップス音楽における4つの楽器パート(ギター、ベース、ドラム、キーボード)の事で「みんなで力を合わせて一つのことを作り上げる」という意味で付けられているそうです。
実際試合の方も協力してガンバローみたいな感じなのですが、ルールがよくわからないので試合の駆け引きとか戦略とかがきっとあるのでしょうが、それが全く理解出来ません。
対戦相手に直接アタックする事が可能なのであれば、複数名でボコって戦闘不能にすればいいのでは?と思うのですが、そういう訳でも無さそうです。

作画に関しては、崩壊は無いモノの2016年放送にしてはまぁまぁ危うい感じではあります。

原作がエロゲという事でセクシーシーンもありますが、そこは結構控え目です。
エロいシーンを期待しての視聴は避けた方が良いかもです。
総評として、肝心なフライングサーカスのルールが謎過ぎて理解不可能なので、まずメインの部分が楽しめないという点と、危うい作画に特徴の薄いキャラには好感が持ちずらいという事で、評価はは最低の★1とせざるを得ません。
エロゲ原作のゲームは非常に人気の高かったグリザイアシリーズですらアニメはそこそこでしたので、昔の様にはいかないのだと思います。
近年は失敗作ばかりですし、エロゲ自体の売上も減少し続けてますので、これからはリアルのエロ動画か同人関連のコンテンツの時代になるのでは無いか?と予想します。
というか、既にそうなってますね^^;
魂が震える様なエロゲが発売したら、こっそり私に教えて下さいね♡
それでは、良きアニメライフをノシ

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