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アニメ批評その858 RWBY 氷雪帝国

最近虚淵玄さん絡みとか、ニトロプラス絡みのアニメは駄作ばかりの印象です。

私はスルーしたアニメでしたが、echoさんが視聴&レビューしてくれました。

評価:★★(3話で出来る話を薄めて引き延ばした番外編)

概要

RWBY 氷雪帝国はRWBYの世界観、キャラクターをもとにした、日本発のオリジナルアニメーションである。

アニメーション原案を虚淵玄、脚本を冲方丁が担当。

2022年7月からTOKYO MXほかにて放送された。

原作のRWBYは、アメリカのルースター・ティース・プロダクションが制作したWEBアニメシリーズ。

童話作品をモチーフにされた世界観で、破壊を尽くす「グリム」と「ハンター」との戦いを描く。

アクションシーンや世界観など日本のアニメに強く影響受けている。

あらすじ

塵から生まれた存在である人類は、その誕生から間もなくしてグリムという存在の脅威に脅かされていた。

彼らは人類とその創造物を破壊し、それによって人類は滅亡の危機へと追いやられる。

しかし、人類は元来持っているその強さと賢さによってダストという力を発見する。

ダストによってグリムを退けることに成功した人類は、ついに訪れた平和な時間を謳歌していた。

15歳の少女ルビー・ローズ はハンターに憧れ、ハンター養成所であるビーコン・アカデミーへ入学する。

そこでチームRWBYのリーダーとなった彼女に様々な苦難が襲い掛かるが、そんな苦難を仲間と乗り越え、ともに徐々に成長していく。

ルビー・ローズ
本作の主人公。クレセント・ローズと呼ばれる大口径狙撃鎌を使用する。
武器マニアでハンターに憧れる少女。
ビーコン・アカデミーに入学し、ワイス、ブレイク、そして姉であるヤン・シャオロンの四人からなるチームRWBYのリーダーになる。

ワイス・シュニー
チームRWBYの一員。使用武器 はミルテンアスターと名付けられた多機能ダスト細剣。
シュニー・ダスト・カンパニーの令嬢。
父親の反対を押し切ってビーコン・アカデミーに入学する。

ブレイク・ベラドンナ
チームRWBYの一員。
武器はガムボール・シュラウドと名付けられた可変弾道鎖鎌。
過激派組織ホワイト・ファングの元一員。
命を顧みないホワイト・ファングのやり方についていけず離別する。
その後は素性を隠しビーコン・アカデミーに入学、ルビー達に出会う。

ヤン・シャオロン
ルビーの姉でチームRWBYの一員。
武器はエンバー・セリカと呼ばれる二重射程散弾籠手。
豪快で社交的な性格。


原作はアメリカで制作されたwebアニメです。
当初は少人数で制作された同人的アニメだったようですが、厨二病な設定や派手なアクションがうけて世界中に広まり、今では日本でもファンが多いようです。
そのRWBYが日本に輸入されシャフト制作で番外編的に作られたアニメが「RWBY 氷雪帝国」になります。
1話から3話までは原作の導入部分のリメイクで、チームRWBYの結成までが描かれ、4話からがオリジナルストーリーになります。
噂にたがわぬ派手なアクションで、キャラクターも魅力的、ジャパニメーションに影響を受けているだけに日本人でも入りやすいアニメになっています。
ただ4話からのオリジナルストーリーが残念な出来でした。

主人公チームの一人ワイスが悪夢を見せる敵に取りつかれて、主人公たちが夢の中に入って敵を倒すと言うストーリーなのですが、3話くらいでやるならちょっと面白そうなストーリーだと思います。
ただ、この夢の中の話を残り9話のかけて延々と見せられました。
夢の中の話なので不条理な事ばかり起こるし、せっかくの売りであるアクションシーンはほとんど見られないしで正直RWBYの魅力が出せてように感じました。
日本チームが作る番外編と言う事でストーリーを進めちゃいけない制約でもあったんでしょうかね?
だらだらと間延びしたストーリーで、途中からかなり見る意欲が失せてしまったのですが、いつか面白くなるかもしれないと期待を込めて何とか完走しました。
試しに原作の吹き替え版を10話くらい見てみたのですが、こちらはCGはちょっと拙いものの、ストーリーのテンポが良く、アクションシーンもカッコイイですし、ちょっと笑えるシーンも多くて人気があるのも納得の出来でした。
今にして思えばRWBYがもともと好きな人が、番外編として楽しむ作品だったのかもしれないと思いますが、それにしてもストーリーの魅力が感じられない作品でした。

RWBYを見てみようと言う人は、原作の吹き替え版を楽しむ方が良さそうです。
では、良きアニメライフを!

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