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アニメ批評その1048 やがて君になる

echoさんが百合に目覚めてしまわれたので、今週も百合作品のレビューとなります。
私も良いBLを探さないとですね…

評価:★★★(百合作品の最高傑作)

概要

月刊コミック電撃大王で連載されていた、仲谷鳰の漫画を原作としたアニメ。

略称は『やが君』。

誰のことも特別に思えない少女と、自分自身のことが嫌いなために他人からの好意を受け入れられない少女の2人を軸とした百合作品。

単行本は全8巻。累計発行部数は100万部を突破している。

アニメは2018年10月から全13話が放送された。

あらすじ

人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。

そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。

燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──

「私、君のこと好きになりそう」

仲谷鳰先生の百合漫画を原作とするアニメです。

主人公の小糸侑は、人を特別に思う気持ちが理解できない高校1年生。
同級生の男友達から告白されてどう断れば良いか悩んでいた侑は、生徒会役員の先輩七海燈子に似たものを感じ悩みを打ち明けます。

しかし、相談を受ける中で燈子は、突然侑に「私、君のこと好きになりそう」と告白するのでした。

生徒会を舞台に少しずつ燈子に心惹かれて行く侑。
一方、理想の自分を演じている燈子は侑に惹かれてはいるものの、自分の事は好きになれずに、侑に「自分を好きにならないで欲しい」と告げてしまいます。

なんとも、もどかしい二人の恋の行方が気になるストーリーが心情豊かに描かれて行きます。

作画は割と良いと思うのですが、ファンの中では作画崩壊しているという声もあります。
可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
ただ演出や音楽が良いのであまり気にならないかもしれないです。

何より心情描写が素晴らしいアニメで、個人的には百合作品の中で一番好きな作品です。
脚本・シリーズ構成は花田十輝先生「STEINS;GATE」「ラブライブ!」「宇宙よりも遠い場所」など名作に多く関わっている脚本家で、今期は「響け!ユーフォニアム」「ガールズバンドクライ」の脚本を担当しています。
花田十輝先生のセリフ回しが好きな方にはおすすめです。

百合作品が好きな方に限らず、思春期の少女たちの青春ストーリーが好きな方は是非ご覧になって下さい。
では、良きアニメライフを!

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