アニメ批評その1081 Re:Monster
評価:★★(名前が雑過ぎておもろい)
概要
『Re:Monster』(リ モンスター)は、金斬児狐による日本のライトノベル、およびオンライン小説。
書籍版におけるイラストレーターの担当は本編・外伝がヤマーダ、暗黒大戦編がNAJI柳田。
アルファポリスより2012年8月から刊行されている。
2023年9月時点で電子版を含めた累計部数は170万部を記録している。
オンライン小説が原作であり、「小説家になろう」にて『Re:Monster――刺殺から始まる怪物転生記――』が連載されていたが、ダイジェスト禁止に伴い「小説家になろう」では本編を削除し、外伝を掲載。
本編含むダイジェストは「アルファポリス-電網浮遊都市-」に『Re:Monster――怪物転生鬼――』というタイトルで転載された。
あらすじ
ストーカーの桐嶺葵に刺殺された青年・伴杭彼方は、ゴブリンの新生児に転生し、ゴブ朗と名付けられていた。
ゴブ朗は生後4日目に、同い年で体格の良いゴブ吉と組んで狩りに出る。
転生前の特殊能力“吸喰能力(アブソープション)”により、捕食した獲物の特性を得られるゴブ朗は、ホーンラビットを食べて脱兎、ナイトバイパーを食べてヴェノム、赤外線感知などを身につけた。
ゴブリンが主人公という斬新な設定ですが、実際は転スラと望まぬ不死の冒険者を足して3で割った様な作品です。
異世界転生モノで生き物を殺して食べるとスキルを得る事が出来るのですが、これは転生により得たモノでは無く、生前から持っている能力だったりします。
そんな凄い能力を持った人が何故ストーカーに刺されて死んだんだ?という疑問を感じますが、まぁ分かりやすい能力というか設定です。
それとは別にある程度の経験を積むと別の生物(モンスター)に進化する事も出来ます。
ゴブリンは成長が早く、生後三日で狩りに出られる程です。
本作は「〇日目」といった感じで一日ずつ物語が進んでくのですが、分かりやすい設定に加えて非常にテンポよく進むので、割かしストレスフリーで視聴する事が出来ます。
ちなみに進化するのは主人公だけでは無く、仲間のゴブリン達もどんどん進化してゆきます。
名前が雑過ぎw
この適当さが良いのです。
話はサクサク進むし、仲間もバンバン増えるし、ゴブリンに限らず異種族の仲間達もガンガン進化します。
個人的には結構好きな感じで楽しませて頂いたのですが、本作には致命的な弱点があります。
それは・・・
擁護出来ないレベルの作画力の低さと、
女性キャラが全く可愛く無いという点です。
性格的な話をすれば、まぁ可愛いのかもしれませんが、見た目だけで評するならカスもいい処です。
拭いきれない低予算臭が凄いのですが、もう少しどうにかならんかったのかなぁと^^;
登場人物の多くがモンスターですが、人間やエルフも出てきますので、もう少し…ねぇ?
バトルシーンもお察しですが、それでも面白かったのでおススメはしたいのですが、
やはり作画がウンコなので、評価としては★2とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ