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アニメ批評その1071 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

評価:★★(良作だが地味過ぎる)

概要

未来人Aによる日本のライトノベル。

2019年10月31日から小説家になろうにて連載され、2020年7月2日からKラノベブックス(講談社)より発行されている。

イラストはjimmy。

メディアミックスとして、井上菜摘によるコミカライズが『マガジンポケット』(講談社)にて2020年6月26日から連載中。

また、テレビアニメは2024年4月から6月まで第1期が放送された。

同年秋より第2期が放送予定。

累計発行部数は2024年4月時点で350万部を突破している。

あらすじ

転生して異世界の弱小貴族に生まれたアルス・ローベントは、特別な武力や知力はないが、他人の才能を見抜く"鑑定スキル"を所持していた。

アルスは出自に関わらず有能な人物を登用していき、受け継いだ領地を発展させていく。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる  - Wikipediaより抜粋

異世界転生モノでショタが活躍します。

魔法のあるファンタジーな世界観ですが、主人公の少年は魔法が使えるとか武術に長けてるとかでは無く、

人の能力や才能を見抜く鑑定眼を使ってのし上がってゆく物語です。

鑑定眼を使って有能な人材を発掘しスカウトするのですが・・・
どうにもこうにも地味過ぎるのです。
この褐色君はとても良いキャラで、ポリコレにも配慮したキャラデザ&設定となっております。

普段は紳士的なのですが、割とキレやすいという点も面白味を感じました。

あとこのおっぱい魔法使いが目を引くキャラデザで、原作者先生の性癖が透けてみえる様で非常に興味深かったです。
私も年上の女性にヨシヨシされたいと思ってた時期がありました
私個人の好みで言えば本作は好きな方です。
転生者が無双する訳では無く、知力や人望で物事を解決する点や「次はどんな人材を発掘するのかな?」というワクワク感も感じられました。
恐らく本作をご視聴なさった多くの方がそう感じたと思われますが、人に勧められて視聴した場合は「悪くは無いけど思ってた程では無いな?」と思われてしまいそうです。
2024年の春アニメは話題作が少な目だった印象ですが、それでも人気シリーズの続編が多く放送されており、それ以外の人気作まで押さえたらなんだかんだで10作品近くは観る事になります。
私の様なアニメ無しでは生きられない体の廃人は別として「そこそこアニメが好きです」くらいの方は10作品も視聴するのは困難です。
そういった基準で判断しますと、本作は「良作と思われるが人様におススメする程では無い」という評価となります。

追撃でケチを付けさせて頂きますと、軍師キャラの少年がイマイチ活躍しきれなかった点と、この子と一緒にスカウトされた兄弟たちが空気過ぎた点がマイナスでした。

また最後の方に登場した強キャラも酒浸りの女性にしては身体能力が高くて、本作のコンセプトに合っていない様に感じられました。

同時期に放送していた転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めますが異世界転生モノでショタが主人公だったのですが、コチラは作画面において圧倒的な大差をつけております。
それでも★3評価なので、本作を評するならどうしても★2以下となってしまいます。

ディスりはこのくらいにしておきますが、主人公のパパはめちゃんこカッコよくて好きでした。

差別を受ける褐色の少年や貧困に喘ぐ少女、自己評価の低い少年や女装をした傭兵団のボスなど、少し癖のある設定も好感が持てました。

2期が既に決定しておりまして、1期でイマイチだったキャラ達が活躍するのかな?と期待はしておりますが、コアなアニメファンで無いと楽しめ無さそうな本作をどうしても高く評価する事は出来ません。
本作がお好きなU-tools様、誠に申し訳御座いません。

2期もちゃんと視聴予定です。
それでは、良きアニメライフをノシ

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