アニメ批評その1072 うる星やつら(2022年版)
本作はとぉ~っても人気のある作品で、高橋留美子大先生の偉大さが分かる名作です。
私も大好きでしたし、リメイク版では推しのアグネスタキオン上坂すみれさんがラムちゃん役を演じると聞いて胸が躍りましたが…
やはりリメイク版は難しい様で、ご新規さんお断りだったり、そうで無くても興味を示されなかったりする中で「絶対に観ます!」と言ってた古参勢すら観てくれない事も多々あります。
予想が悪い方向で的中してしまった本作ですが、かつての名作をディスるのが辛いのでレビュアーはechoさんとなります。
評価:★★(ファンは必見、初見勢は厳しいかも)
概要
高橋留美子による日本の漫画作品。
週刊少年サンデーにて、1978年から連載された。
第26回小学館漫画賞少年少女部門受賞。
累計発行部数は3500万部を突破している。
浮気者の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。
その内容の斬新さと魅力的なキャラクターは1980年代のみならず以降の漫画界とアニメ界に衝撃を与え、当時の若者たちの圧倒的支持を受けて一大ブームを引き起こし、若者文化にも影響を与えた。
小学館の創業100年記念作品として再アニメ化。
1981年版アニメからスタッフ・キャストを一新し、完全新作として4クールにわたって製作された。
放送はフジテレビの深夜アニメ枠『ノイタミナ』、第1期は2022年10月から2クール。
第2期は2024年1月2クール連続で放送された。
イントロダクション
でもうちは、やっぱりダーリンが、好きだっちゃ。
地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラム。
二人の出会いからすべてが始まった…!
小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを4クールに渡ってテレビアニメ化!
アニメーション制作は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、「炎炎ノ消防隊」のdavid productionが担当。
そして、主人公の“ダーリン”こと諸星あたると、ヒロイン・ラムという稀代のカップル役を神谷浩史と上坂すみれが演じる。
大胆不敵、恋にも全力、でもどこか切なくて…あたるとラムのボーイ・ミーツ・ガールを、銀河中から集結するキャラクターたちが彩るラブコメディ。
目を見て「好き」と言えない今だからこそ届けたい。ゴージャスでタフ、クレイジーな“やつら”の青春がかけめぐる!
言わずと知れた高橋留美子先生のレジェンド作品、うる星やつらのリメイクです。
1981年版アニメは押井守や伊藤和典の色が前面に出た作品で、しばしば原作改変が行われていて非常に人気はあったものの原作とはかけ離れた描写が多い作品でした。
今作の2022年版は原作に忠実なリメイクになります。
4クールと長期に渡ってのリメイクでしたが、それでも尺が足りず原作の人気エピソードだけを掻い摘んでアニメ化されています。
そのため、前半クールは毎話新キャラ登場するなど原作ファンでないと補完出来ないような内容が多く、初見の方は置いてけぼりにされて仕舞ったようです。
それが2クール続いたので初見勢はほぼ脱落してしまったようです。
ギャグのノリも昭和なノリが多く、やはり当時のファンが懐かしんでみるアニメといった雰囲気でした。
しかし、作画が非常に良く、音楽や声優さんの演技も力が入っていて往年のファンなら満足できるアニメだったと思います。
特に最終章のエピソード「ボーイミーツガール編」は4話にかけて放送され大満足な内容した。
原作ファンの方は「1話」と「ボーイミーツガール編」だけでも見て頂ければと思います。
「らんま1/2」アニメ制作決定特報PV / "Ranma 1/2" Anime announcement Special PV
さらに、高橋留美子先生のもう一つの代表作「らんま1/2」リメイクも制作決定しました。
こちらも非常に楽しみです(この勢いでめぞん一刻のリメイクもお願いします…)
では、良きアニメライフを!







