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アニメ批評その1097 神は遊戯に飢えている。

評価:★(神様相手にゲームで勝負…)

概要

細音啓による日本のライトノベル。

WEB版や書籍第1巻の副題は『神々に挑む少年の究極頭脳戦』。

イラストは智瀬といろが担当している。

カクヨムにて2020年9月から連載中で、書籍版はMF文庫J(KADOKAWA)より2021年1月から刊行されている。

「次にくるライトノベル大賞2021」ではWEB発文庫部門で8位を獲得している。

神々が作ったゲームに挑む天才少年と元神様の少女を描くファンタジー。

メディアミックスとして、鳥海かぴこが作画を担当するコミカライズが『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA)にて2021年10月号から連載中。

2024年4月から6月までテレビアニメが放送された。

神は遊戯に飢えている。 - Wikipediaより抜粋

好きな声優さんが多く出演する様だったので、視聴前に色々調べていたのですが…
wikiを見る限り、原作の累計販売数については全く触れられてはおらず、あらすじについての記載もありませんでした。
この時点で割と嫌な予感がしたのですが・・・

本作のストーリーをざっくりと解説しますと、神様と人間がゲームで対戦し、人間側がある程度勝てれば神から凄い力を与えて貰えるといった感じです。

ジャンル的には頭脳系バトルといった処なのですが、実際はフィジカルが問われる勝負がかなり多い点が宜しくありません。

我々が住む現実世界のゲームでも体力や筋力が問われるゲームがありますし、年齢を重ねると反射神経が衰えてゲームが下手になる事は確かにあるのですが、創作物で頭脳バトルをウリにしている作品であれば、勝負内容には極力フィジカルが占める要素を薄くして欲しい処です。

主人公とヒロインの神様以外は大体カスで、あまり役に立つ事が無いのも視聴していてイラつかされました。

カードバトルの回も「言ったモン勝ち」みたいな展開で、初期の遊戯王を彷彿させるクソゲー感が堪りませんでした。

そもそも対戦相手が神様なので、結構な理不尽ゲーでも超展開でも許される風潮がありまして、更に主人公の仲間にも神様がいるとなるともはや頭脳戦と言えるのかすら怪しいです。
後出しルールが多いので、最初のルール説明とか真面目に読んだり考えたりするだけ無駄です。

神様に挑戦出来る回数は各個人限りがあるのですが、何度失敗しても命を失う訳ではありません。
頭脳戦モノはデスゲーム要素か大金が掛かってるとかで無いと緊張感がありませんので、根っこの部分からつまらなかったのでは無いかと愚考します。

最終話の終わり方もアレでしたし、視聴してもモヤモヤするだけの残念作だという評価です。
何か一つでも良い点があれば良かったのですが・・・
それでは、良きアニメライフをノシ

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