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アニメ批評その1085 喧嘩独学

評価:★★★(嫌韓の方にはきついかも)

概要

韓国の漫画家・T.Jun(박태준 パク・テジュン)原作、金正賢作画によるWeb漫画(ウェブトゥーン)。

韓国のポータルサイト・NAVERで2019年11月15日から連載されている。

日本では2020年4月4日からLINEマンガで連載されており、T.Junの代表作『外見至上主義』と同じく、舞台が日本に移され大半の登場人物が日本名に変更されている。

2022年3月、日本の「第25回⽂化庁メディア芸術祭・マンガ部門」で「審査委員会推薦作品」に選出された。

あらすじ

母子家庭で育った高校2年生の志村光太は、学校では人気ニューチューバーで番長のハマケンや手下のカネゴンにいじめられ、放課後はバイトを掛け持ちする生活を送っていた。

志村はある日、強引にカネゴンのゲーム実況を手伝わされるが、配信中にカネゴンと始めた喧嘩がネット上で大きな話題となる。

「喧嘩動画を配信すれば金儲けできる」と気付いた志村は、母の入院費用を稼ぐために喧嘩系ニューチューバー「喧嘩独学」となることを決意する。

喧嘩の知識がない志村だったが、ニューチューブで偶然『闘鶏』と名乗る男が喧嘩の方法を教える動画を発見し、動画通りにトレーニングして次々に勝利を収める。

やがて志村は、人気の料理系ニューチューバーである佐伯コージや、その背後の裏社会との戦いに巻き込まれていく。

喧嘩独学 - Wikipediaより抜粋

本作にはニューチューブというyoutubeの様な動画サイトがあり、貧乏な主人公が喧嘩をコンテンツにしてお金を稼ぐ物語です。

主人公は喧嘩慣れしていない処かいじめられっ子で、

日々理不尽な暴力を受けておりました。

ネット上で見つけた怪しい鶏の動画を元に修行するのですが…

これが上手くいき、短期間で戦える男になります。

平成初期にありがちなストーリー的ではあるのですが、現代社会に即した内容に書き換わっており、内容的には非常に分かりやすいモノとなっております。

面白いかどうかという話になりますと、私は面白いと感じました。
が、一つ問題がありまして、この部分が人によっては気になってしまうかもなんで申し上げておきますね。

◆原作の舞台は韓国

原作は韓国の方が書いた漫画で、アニメ化に際し日本に移され大半の登場人物が日本名になっております。

勘の良い方ならすぐにお気づきになりそうですが、
・服のセンスや髪型が韓国っぽい
・ノリ(主にコメディー的な部分)が日本人ぽくない
・やたらと韓国の格闘技が推されている
といった点がありまして、流石の私もすぐに気付きました。
勘違いして欲しくないのは「韓国だからダメ」という話では無く、韓国の文化に過剰反応する方がアニメファンの中に一定数いるという事です。
「舞台が日本で登場人物の大半が和名だから原作者も日本人なのだろう」と勘違いした方が「騙された」と感じてしまう場合があります。
別に元が韓国だろうが中国だろうがアメリカだろうが、強い違和感を覚える程では無ければ特に問題は無いと思いますし、重要なのは面白いかどうかなので、別に韓国産の作品でもいいじゃないかと思うのですが…

そう割り切れない方がいる以上、その部分に関してはマイナス要素を言わざるを得ません。

韓国っぽさが残ってる点がマイナス要素だ、みたいな事を申し上げましたが、私は逆にそれが新鮮に感じました。
良い意味になるか悪い意味になるかは人それぞれですが、この新鮮さを楽しんで頂けるアニメファンと私は仲良くなりたいと思ってます。
嫌韓主義を否定する気は無いのですが、それを作品にまで反映させると損をしますので、そこだけでもフラットな視線でお願い致します。
それでは、良きアニメライフをノシ

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