アニメ批評その1093 声優ラジオのウラオモテ
評価:★★(ちょっと展開が都合良過ぎかな?)
概要
二月公による日本のライトノベル。
イラスト担当はさばみぞれ(本編)と巻本梅実(スピンオフ)。
電撃文庫(KADOKAWA)より2020年2月から刊行されている。
本作は、2019年に行われた第26回電撃小説大賞の大賞受賞作品である。2022年6月時点でシリーズ累計発行部数は20万部を突破している。
『このライトノベルがすごい!2021』では、本作が文庫部門で第15位、新作部門で第8位にランクインした。
『読者メーター OF THE YEAR 2020 ライトノベル部門』では、本作が第1位にランクインした。
メディアミックスとして、巻本梅実による漫画版が『電撃マオウ』(同社)にて2020年5月号から2021年9月号まで連載された。
その後、テレビアニメの放送決定により、同誌2024年2月号から連載が再開されている。
2024年4月から6月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
若手声優・歌種やすみとして活動している女子高生・佐藤由美子は、同じく若手声優である夕暮夕陽とのラジオ番組のパーソナリティーに抜擢される。
ラジオ1回目の収録のため収録スタジオを訪れた由美子の前に現れたのは、その日学校で口論をした相手であり、由美子同様に声優をしていることを隠し夕暮夕陽として活動しているクラスメイト・渡辺千佳であった。
夕暮夕陽と歌種やすみが同じ高校に通っているという理由から企画されたラジオ番組であったが、険悪な雰囲気の中で番組収録はスタートする。
声優さんの苦労が少しだけ窺い知れる…といった作品ですが、売れていないラノベ原作という事でスルーしようと思ってはいたのですが、好きな声優さんが主要な役を演じる様なので視聴する事にしました。
華々しく見える声優業界ですが、
実際は大変というお話で、主人公の二人も声優としてのキャラ作りと素が全然異なるという設定です。
そんな二人がラジオをする事になるのですが、
とある事件が切っ掛けで人気が出るという物語です。
ガーリッシュ ナンバーの様に業界の裏側が分かる様な作品では無く、問題を気合と根性で解決する様な感じなので、どうしても共感する事が出来なかったり「へぇ~そうなのかー」と感心する事も出来ません。
若干の百合要素はあるのですが、この部分をもう少し強調した方が良かったのかもしれませんが、それでも大局に影響は無かったと思います。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、一番大きなトラブルを解決した時の状況がちょっとちょっとで「そう上手くはいかんやろw」と思ったのは私だけでは無いはずです。
主人公たちが人望あり過ぎるというか、先輩達から気に入られ過ぎてるのにも強い違和感を感じました。
駄作とまで酷評する気は無いのですが、これを観て声優業界の事を分かった気になってはイケません。
「作画面に危うさを感じた」というご意見も目にしましたが、根本的にストーリーに問題がある様に感じたので、少しくらい作画が向上した処で本作の人気や知名度は上がらなかったでしょう。
評価は無難に★2としておきますが、アニメ化する際はもうちょい人気のある作品から選んで欲しいと思いました。
それでは、良きアニメライフをノシ