アニメ批評その1104 響け!ユーフォニアム3
評価:★★★(ギスギス感が堪らない)
↑コチラの3期で、完結編となります。
失言王も部長となり奮闘するのですが「ユーフォニアムってまだ完結してなかったんだw」とゆるキャンの時でも聞いた様な台詞を吐く方が散見され、注目度も高いアニメとは言えませんでした。
そう言われてしまうのにも原因がありまして、1期は2015年、2期は2016年の放送でしたので、本編だけを観ていた方からすると8年ぶりの続編となります。
この8年弱の間に劇場版が二つ制作され、↑の「誓いのフィナーレ」は良かったのですが、
の方は「え?京アニさん大丈夫?」と心配される様な出来で、かなり微妙な評価を受けておりました。
アニメ本編のみを追ってた方や、劇場版の1作目で見切った方からすると「ユーフォニアム?今更?」という感覚になるのも仕方無いのかもしれません。
で、3期の評価です。
この二人のやり取りが尊いのは従来と変わらずで、それだけでも視聴する価値が見出せます。
コチラがキーヴィジュアルとなります。
新キャラが主要キャラ達とすれ違ってる感があって、とても良い感じです。
ユーフォがお上手な新キャラの真由ちゃんです。
ご覧ください、失言王部長のこの嫌そうな表情をw
偽善者感が半端ない真由ちゃんと、部長として正しく振舞おうとする部長のやり取りが、とてもドキドキワクワクして胃がきゅ~っとなってきます。
しかもソロパートを掛けて対決する事となります。
「ソロパートを一緒に吹きたい」と言う麗奈
「別に勝負から降りてやってもええぞ」と言う真由ちゃん
精神をすり減らす部長
ええぞ、この感じ^^
懐かしいお姉さんも登場しますし、
コンクールの結果も気になりますよね?
「元の話を違う」と原作ファンがキレてた様な気もしますが、京アニさんの事情もあってでしょうし、3期で綺麗に終わらせるにはある程度の改変は仕方無かったのでは無いでしょうか?
本作は「流石は京アニ」と思える様な素晴らしい仕上がりで、ギスギスしている部活内の空気も含めて良作だと思ってます。
円盤の売上も悪くは無さそうですし、にわかオタクの戯言に惑わされる事無く本作のご視聴を私はおススメ致します。
それでは、良きアニメライフをノシ














