アニメ批評その1099 四月は君の嘘
echoさんが大好きな作品を過去に超絶ディスってしまった過去のある私ですが、echoさんはとってもやらしいのできっと許してくれるはず。
そんなこんなで、今回は実写化もしている名作をechoさんがレビューしてくれまんた。
評価:★★★(「これ系」の恋愛アニメの中では非常に良くできた作品)
概要
月刊少年マガジンで連載されていた漫画を原作としたテレビアニメ。
略称は「君嘘」(きみうそ)。単行本は全11巻。
2014年にアニメ化。2016年に実写映画化された。
『ノイタミナ』枠にて2クール放送。
原作の完結に合わせて、アニメも完結まで描かれた。
あらすじ
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。
モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める…。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。
少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始めるのだった。
四月は君の嘘は、漫画原作の青春恋愛アニメです。
母親の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなった、元天才ピアノ少年有馬公生。
彼の元に突然現れたヴァイオリニスト宮園かをりに無理やり引っ張りまわされるうちに、音楽への情熱を思い出していくという青春恋愛作品です。
強引で天真爛漫な少女には大きな秘密があって…。
と後半は涙無くては見れない作品です。
ヒロインの宮園かをりは理不尽ではあるのですが、こういう女の子にひっぱりまわされたいという気持ちも分かります。
そんなヒロインの魅力に引き込まれて、たっぷり感情移入してしまうと後半はもの凄く感動できると思います。
まぁ、簡単にいえば「世界の中心で愛を叫ぶ」だとか「君の膵臓を食べたい」なんかと同系統の作品にです。
「これ系」の作品の中では「四月は君の嘘」はかなり面白い部類なのでおススメなのですが、個人的には「これ系」の作品は生涯に1つ見れば良いかなという感じはしています。
「これ系」の作品を何作も見ていると、どうしても「あぁ、はいはい、こういう系ね」となってしまいがちなので、生涯のうちでこれと言う作品に出会わなかった人や、この系統の作品でピンと来た事が無い人にはおススメです。
ちなみに私が「これ系」で1番好きな作品は「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」です。
では、良きアニメライフを!