バジリスク桜花忍法帳

2018/04/19 00:00

先に言っておきますとアニメ作品の批判記事です。
バジリスクファンの方と批判的な記事が苦手な方にはオススメできない内容となっております。

普段ゲームに対する不満や改善案などについて書く事はあってもアニメに対する不満を書くのは初めての事です。

私はバジリスク甲賀忍法帳のファンであり、漫画、アニメ、パチスロと全てが好きです。
当然バジリスク桜花忍法帳のアニメも楽しみにしておりました。
アニメに先駆け漫画の方が先に連載が始まりまして、そちらは非常に面白い作品で実際人気もある様です。

んで、肝心のアニメの方ですが

クソでした

作画に置いても漫画版と比べて明らかに劣っていると感じるのですが、内容についてもテンポよく進んでいく漫画版に比べ、アニメの方は全24話とかで終わらせる気があるのか？と思う位内容がスッカスカです。
かっこいいと思えるシーンがほぼ無いのが残念でなりません。
漫画版の方は驚きのシーンやかっこいいシーンが目白押しなのですが、とても同じ作品とは思えません。

どうしてこんな事になってのか？について理由はハッキリしております。

予算が少ない

これに尽きます。

アニメを製作する予算を出すスポンサーがパチンコ、パチスロメーカーがメインの場合、そのアニメは99％コケます。
今まで成功した例はしいていうならツインエンジェルくらいのもので、他は全て失敗しております。
あのキャラ人気のあるリオやパチンコ界では絶対正義のマリンちゃんや花の慶次ですらコケています。

パチンコ（パチスロ）メーカーの思惑としては、アニメで人気を取ってパチンコ台（パチスロ）で稼ごうという算段なのだと思います。
しかしながら例え低予算のクソアニメであっても数千万単位の予算が必要となりますので、余程パチンコ台が売れてくれないと元を取る事は出来ません。

わざわざ大金を出資して駄作を作り、アニメの製作で作った赤字をパチンコ台を売って回収しようとするくらいなら元々人気のあるアニメ版権を借りてパチンコ台を作ればいいと思いますし、出資するなら満足のいく作品が作れるくらいの予算は出すべきだと思います。

低予算で作られたアニメでも人気の出た作品は多数あります。

このすばなどが良い例です。
作画がかなり危うく、誰の目から見ても低予算で作られている事がアリアリとわかるのですが、内容の面白さでカバー出来てます。
元々原作が人気ラノベである事が大きいのだと思います。

それに対しパチンコの為だけに作られたアニメはどうなのでしょうか？
キャラクターの可愛さ（美しさ）で売ってるリオちゃんも原作の画力が超絶高い花の慶次もアニメ化した際にはそれらの良さが全て打ち消されております。
原作などないモモキュンソードに至っては、その年放映されたアニメの中では最低の人気となっておりました。

バジリスク桜花忍法帳も話数に拘ったり、漫画のままの内容ではつまらないのでオリジナリティーを出そうとか余計な事をしなければもっと良い作品となってのではないでしょうか？
バジリスク桜花忍法帳が何話まで続くのかはわかりませんが、もし全24話とかなのであればこれを12話位にまとめればもっと面白くて良い作品となったのではないかと思います。
単純に話数が半分になれば予算も半分、という訳ではないのですが12話だったら潤沢な予算となっていたはずです。
まどかマギカを見ればおわかり頂けるかと思いますが、全12話でも人気作品は作れますしパチスロでも成功した例となります。

アニメに出資するパチンコメーカーの担当者は成功した例と失敗した例をちゃんと分析してからアニメーション製作会社に依頼をかけて欲しいと思う今日この頃です。

予算をかければ良い作品が出来上がる訳ではないのですが、クソアニメは出資者は損をするしアニメの製作会社の評価は下がるし、視聴した人は「無駄な時を過ごしたな」と残念な気持ちとなり誰も得をしませんので、出資する権限のある方はもっと慎重になって成功を確信してから行動して頂きたいと思います。

＜クロノマギア＞
今使ってるほのかちゃんデッキを貼っておきますね