アニメ批評その1139 かつて魔法少女と悪は敵対していた。
評価:★★★(可愛いし面白いし可愛い)
概要
藤原ここあによる日本の漫画作品。略称は「まほあく」。
メディアミックスとして、2015年2月にドラマCDが発売された。
また、テレビアニメが2024年7月から9月まで放送された。
2013年10月号から2015年4月号まで連載された。
作者の前作『妖狐×僕SS』とは同誌同時連載として連載が開始された。
作者が2015年3月31日に死去したため、2015年4月号掲載分を最後に当作品は未完となったが、単行本未収録分を収録した第3巻が発売になることが2016年4月号にて発表された。
2024年6月12日、アニメ化に伴い前述の全3巻の単行本を上下巻に再編集した愛蔵版が刊行された。
2024年9月時点で累計60万部を突破している。
あらすじ
悪の組織の参謀であるミラは組織を統し冷酷で残虐極まりなくあらゆるものを侵略し滅ぼしていた。
そんなある日、悪の組織と対立する「魔法少女」である深森白夜(みもり びゃくや)に出会い一目ボレをしてしまう。
悪の参謀と魔法少女が織りなす、敵対しなければならない二人の殺し“愛”(あ)わない敵対ストーリー。
かつて魔法少女と悪は敵対していた。 - Wikipediaより抜粋
中原麻衣さん演じる魔法少女です。
とても可愛いです。
敵対していた悪の組織の大幹部が魔法少女の白夜ちゃんに惚れてしまい、
茶番劇が始まります。
悪の王の片腕であり、残忍、狡猾、怜悧冷徹、冷酷無比など恐れられ多くの国やあらゆるものを打ち滅ぼし残虐の限りを尽くす、まさに悪の権化として君臨しているはずの参謀が毎日の様に魔法少女と旺盛を重ね、
徐々に頭がおかしくなってゆきます。
白夜ちゃんの方も物凄い天然で、この二人のやり取りを楽しむアニメです。
◆個性豊かなキャラ達
悪の組織の人達もほのぼのしてて面白いのですが、
キュゥべえモドキのヤベー奴がめっちゃおもろいです。
魔法少女を導くために天上から降り立った信託を告げる者「天使」という設定ですが、酒、女、煙草を好むヒモ野郎です。
同僚もご覧の通り大概です。
おかしな愉快なキャラ達が多い中で、白夜ちゃん以外にも魔法少女が登場します。
可愛い物が好きで、兎や熊の人形を友達として話相手にしてる恥ずかしさ屋さんですが、
口癖は「Fuck!」で物理攻撃が得意な女の子ですが、とても可愛いです。
◆ちゃんとラブコメしてる
本作はただのコメディーでは無く、
ちゃんとラブコメしてるのがとても良いです。
本作は12分30秒と一般的なアニメと比べると尺が短いのですが、それ故にダレる事も中弛みする事がありません。
コメディー→ラブコメの流れが交互に繰り出され、そのテンポの良さがウリともいえるのですが、
たまに予想外な展開もありますので、視聴者を飽きさせません。
◆ネタバレ注意
視聴予定のある方は下記のPVをご覧にならないで下さい。
まだ観るかどうか決めかねているという方のみご覧下さい。
纏め方がウマ過ぎて本作の内容がほぼほぼ分かってしまうPVですが、これをご覧になれば「ちょっと観てみようかな?」って気になりませんか?
★4評価にしようか真剣に悩んだくらいには面白いので、多くの方にご覧になって頂きたく存じます。
◆続編は…
本作は「妖狐×僕SS」でも有名な藤原ここあ先生が原作者となるのですが、藤原先生が2015年3月31日に死去された為、未完のまま完結してしまいました。
それ故に続編は絶望的ではあるのですが、それ以上に藤原ここあという天才が若くして世を去った事が悔やまれます。
原作が素晴らしいからこそアニメの方も面白かった訳ですが、連載終了から9年以上も温めて、ちゃんとした作画でアニメ化してくれたスクエニは良い仕事をしました。
褒めて遣わします^^
魔法少女が超可愛いし面白いので、本当にオススメです。
あと中原麻衣さんはアラフォーになっても可愛さは健在で安心しました。
それでは、良き魔法少女ライフをノシ