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アニメ批評その1140 ザ・ファブル

評価:★★★(プロとして…)

概要

南勝久による日本の漫画。

『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2014年49号から2019年51号まで第1部が連載された。

その後、第2部は『ザ・ファブル The second contact』として、同誌の2021年34号から2023年32号まで連載された。

2017年、第41回講談社漫画賞一般部門受賞。

2024年6月時点でシリーズの累計発行部数は2500万部を突破している。

メディアミックスとして、2019年と2021年に実写映画が2作公開され、2024年4月から9月までテレビアニメが放送された。

あらすじ

現代の日本。依頼された標的を完全に仕留め、正体に繋がる痕跡は残さないため、裏社会でもかろうじて「ファブル」(寓話の意)というあだ名のみ知られる凄腕の殺し屋がいた。

ある日のこと、その青年は、殺し屋組織の長で、育ての親でもあるボスに呼び出される。

ボスは最近は動きすぎたとして「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示し、彼に「佐藤明(アキラ)」という偽名を与える。

アキラは、同じくボスに育てられた仕事のパートナーで、アキラの妹という設定の偽名「佐藤洋子」と共に、大阪は太平市(大阪府の南部という描写あり)へと向かう。

こうして、アキラは組織と古くから付き合いのある小規模暴力団「真黒(まぐろ)組」の庇護の下、それまでの殺し屋としての人生や習性から、一般人としてはチグハグな態度を見せながら、新たな生活を始める。

ザ・ファブル - Wikipediaより抜粋

本作は原作である漫画が人気作で、アニメ化よりも前に実写化もしております。
結構注目されるアニメになるかと思いきや…

何故か有料配信でしたw
私はdアニメで視聴しようと思ったのですが、1話200円でレンタルとなっており「ボッタクリ過ぎやろ!」とブチキレながら視聴を断念しました…
が、実はyoutubeで無料配信を行っており、全話放送終了直後には全話放送までしておりました。

放送中はアニメ界においてファブルのフの字も出ない程に注目度は低かったのですが、youtubeの全話放送の方は800万を超える再生数を記録しました。
普通に配信すれば良かったのにw

本作は元殺し屋の主人公が一般人として普通に暮らす努力をする物語なのですが、

周りがヤクザやら、

犯罪者ばかりで、とても穏やかな暮らしが出来ない…といった感じです。

他作品には無いテイストのコメディー要素もあるのですが、本質は暴力がメインです。

悪い奴が次々と登場しますので、暴力→コメディー→暴力→暴力の繰り返しです。

◆本作の見どころ

一番の見どころはバトルシーンです。
ブラック・ラグーンの様は破天荒な感じでも無ければ派手さもありませんが、地味ながらも本作的な感じがしてイイ感じです。
るろうに剣心の様に相手を殺さ無いという制約の中、武器の調達から苦労しながら手加減して戦うのですが、これが何ともスマートにカッコイイのです。

主人公の人間性も素晴らしく、本質はとても優しくてユーモラスのある人物である事が分かります。

魅力的なキャラといえば主人公の妹(という設定)を沢城みゆきさんが演じてるのですが、

性癖が歪みまくってる呑んだくれという難解な役を見事に演じ切ってました。

このアル中も主人公同様とんでもなく強かったのは、原作をご存じ無い多くの視聴者を驚かせた事でしょう。

殺し屋が出て来るアニメは数えきれない程ありますし、ガンアクションがメインとなるアニメもたっくさんありますが、本作程本格的な作品はそうそうありません。
いや、漫画という括りでいえばあるにはあるのですが、本格的な作品程バトルシーンが地味になりがちで人気が出ず、アニメ化まで持ってけないというか大体打ち切りとなってしまいます。

本作の原作はとても人気で、完結した後に第2部が始まる程です。

最初視聴した感じは「なんか古臭いアニメだな?」と感じるかもしれませんが、作中の時代設定はバリバリの現代です。
よくも悪くも他作品とは感じが違うので、慣れるまでには多少時間が掛かるかもしれませんが私からはオススメさせて頂きます。

ヤクザの怖さも学べる良い教材でもありますので、是非ご視聴なさって下さい。

【全25話】ザ・ファブル 全25話 期間限定イッキ見!【公式アニメ全話】【最終話】
それでは、良きアニメライフをノシ

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