アニメ批評その1219 多数欠
評価:★(蘇り過ぎ)
概要
宮川大河による漫画作品。
Webマンガサイト『GANMA!』にて毎週金曜日更新で週刊連載中。
あらすじ
ある日、突如として全世界に向けて始まった「多数欠」。
毎夜、人々が半数以下に死んでいくなか、首謀者の「皇帝」を倒すべく、実篤は仲間たちとともに立ち上がる。
謎の特殊能力「特権利」を入手し、その力で皇帝に挑む。
多数欠 - Wikipediaより抜粋
「wikiの情報が薄い作品はほぼほぼカス」と申し上げてきた私ですが、本作も例に漏れず概要が2行しかありませんでした。
まぁ、実際に観もしないで決めつけるのはよく無いと思い視聴を試みたのですが…
登場人物のキャラデザを見て、一気に不安になりました。
原作は10年以上前から連載しているみたいなので、仕方が無い部分もあるかと思いますが、
アニメのキャラデザや作画がクソなのは許せない事です。
まぁ、内容が良ければ多少作画がクソでも…と思ってた時期が私にもありました。
本作はデスゲームなのですが、ルールがよく分かりません。
そんな中、開幕で主人公が死亡します。
「なるほど、主人公だと思ってた人物は主人公では無く、別の人物が主人公なんだな?」
そんな事はありませんでしたw
死亡した主人公は他の死んだキャラと一緒に蘇ります。
更に色々と新たなルールが出て来たり、
様々な特殊能力みたいなモノを発動されたりしまして、前話で追加された情報も理解出来ない様な状況で新たな情報がドンドン入って来るという状況が続き、頭の良い方がめっちゃ集中して視聴しないと訳が分からなくなるというクソ仕様となっております。
それもそのはずで、原作のストーリーをガッツリとカットしているそうなので、元々小難しい設定がより難解になっているという不親切設計なアニメです。
本作のコンセプトは心理戦だと思っていたのですが、途中からよく分からない能力バトルになってしまい、後付けとしか思えないよく分からん設定も目白押しで、原作者が発信しているXのポストを見ないと理解するのが困難だったりもします。
終わってるキャラデザに残念な作画
OPも作風に合っておらず、BGMとかも何かおかしいとくれば、これは名実ともにクソアニメと認定しても良いと思われます。
というかドブカスです。
ドラゴンボールも無いのに死んだ人間が何度も何度も蘇りますので、デスゲームの緊張感も感じられませんし、ルールも分かり難いしで原作の段階で色々と破綻しております。
こんなゴミアニメに24話も費やす必要があったのでしょうか?
どうせなら全12話で、原作カットしまくりの超カオスアニメに仕上げてネタ的な意味で知名度を上げた方がマシなレベルです。
本当に酷い出来です。
ネタにするのも難しいクソアニメは、絶滅して欲しいと思う今日この頃です。
それでは、良きアニメライフをノシ















