アニメ批評その1292 Turkey!
評価:★(戦国時代にボーリングw)
【注意】当記事には強烈なネタバレが含まれております。
概要
タツノコプロのレーベル・BAKKEN RECORDとポニーキャニオンの共同原作による、日本のテレビアニメ。
長野県千曲市を舞台とした、ボウリング部に所属する女子高生が描かれるオリジナルアニメ作品。
第1話放送までは前述の『長野県千曲市を舞台とした、ボウリング部に所属する女子高生が描かれるオリジナルアニメ作品』以外の情報は伏せられ、日本テレビで第1話が放送された直後に追加キャストの発表や新PV公開など『戦国時代を舞台としたタイムスリップもの』という作品の根幹に関する情報が解禁された。
2025年7月から9月まで日本テレビほかにて放送された。
概要
長野県一刻館高校のボウリング部。楽しさを優先する部長の麻衣に対し、勝利を渇望する利奈は退部を切り出し、麻衣に勝負を挑む。
勝負のさなか、ボウリング場に雷が落ち、麻衣が投じようとしたボールが突如光り出す。
気が付くと部員5人は戦国時代にタイムスリップしていた。
5人は戦場で出会った戸倉家の姫君たちの屋敷に厄介になる。ボ
ウリングを通じて、戸倉の姉妹たちと交流した5人は、雷で現代に戻ることに成功するが、史実では戸倉家は領地を狙った坂城景時に惨殺されたと知って愕然とする。
舞台は長野県千曲市で、女子高生によるスポ根モノかな?と思っていたのですが…
ボウリングをしてたら球が光って、
戦国時代にタイムスリップします。
無力な女子高生達は現地人に成す術無く蹂躙…はされず、ボウリング球をぶつけて応戦します。
そして何故か現地人がボウリングをしてたりします。
序盤の展開が非常に面白く話題にはなったのですが、中盤以降は失速し、無事クソアニメの烙印を押されるに至りました。
やはり落ち目のタツノコプロのレーベルである打率の低い「BAKKEN RECORD」とアニメの脚本は初めてという蛭田直美氏の組み合わせが宜しく無かったのかもしれません。
◆本作がアカンと思う点
前提として1話目で話題になったのに人気作になれなかった時点で、クソアニメという評価を受けてしまった点は否定出来ない事実です。
クソアニメとなってしまった最大の要因は「ストーリーがつまらない」という点に集約されております。
開幕のおバカ展開のテンションのまま突っ走れれば「おもしれーアニメだなw」となったでしょうが、実際はギスギス展開と鬱展開が交互に訪れる面白くねーアニメです。
仲間の輪に溶け込めないめんどくさい子だったり「ここで余計な事をすると歴史が変わってぇ~」とか言い出す子とかがおりまして、頼りない主人公も含めてキャラに対する愛が湧いてきません。
キャラデザが悪いとは思いませんし、各キャラの掘り下げがちゃんとされておりまして、一応それぞれのキャラの印象が変わる様にはなってるのですが、そこに尺を割き過ぎて面白く無い話を延々と見せられてしまうのが大きなマイナス要素となっております。
私は掘り下げに使う尺を縮めてでも、面白い展開を期待しておりました。
貧乏な領主を助ける為に「ボーリングで温泉掘ろうぜ!」という話があるのですが「ボウリング部がボーリングw」というネタをオチに持って来る様ではダメです。
脚本家がアニメのコメディーを舐めてるというのがよくわかります。
あと色々と悪ふざけが過ぎる処がありまして、現地の若武者役が井上喜久子姉さんです。
若武者とはw
この若武者の姉妹達の声優さんがですね、日髙のり子さん、皆口裕子さん、伊藤美紀さん、佐久間レイさんと59歳の皆口さんを除けば全員が60代というラインナップです。
うら若き姉妹役の配役が何故この様な事に…
話題性は重要ですが、それだけで人気が出る程アニメは甘く無いんですけどねぇ^^;
序盤と終盤のストーリーは悪く無かった、というかむしろ良かったと思うんですよね。
しかし中盤の中弛み感が半端無く、面白いアニメだと期待して観たら全然面白く無いというか、割とシリアス寄りで期待を裏切られるというのが宜しく無かったと愚考します。
町興しを兼ねた作品でしたが、これでは全然町は興せなさそうです。
私は素人なので面白いシナリオが描ける訳ではありませんが「これをヤったらダメ」とか「これだけでは人気が出ない」とかぐらいは分かります。
そんな事は目の肥えたアニメ好きであれば誰しもが分かってる事なので、プロであればプロらしい仕事をして貰いたいモノです。
あらすじだけ見たら面白そうだけど、実際はそうでも無い。
そんなアニメです。
色々と勿体なかった気がするのですが、一般視聴者の皆様におかれましては特に観る必要の無いアニメだと評させて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ