アニメ批評その1297 神椿市建設中。
評価:★(cv.バーチャルシンガー)
概要
KAMITSUBAKI STUDIOによるオリジナルストーリーコンテンツ、およびそれらをベースとした様々なメディアミックス作品の開発を行う「神椿物語研究開発部」が2019年に企画を立ち上げたオリジナルIPプロジェクト。仮想都市「神椿市」を舞台に、隠された謎を探りつつ町を復興させていく内容となっている。
2021年10月4日から31日にかけて、その最初のイベント「神椿市建設中。EMERGENCE」を開催。
スマートフォンを利用して、神椿市に潜む様々な『Q』と呼ばれる謎解きに挑み、零番街を復興させた。
イベント終了後、プロジェクトは小説化プロジェクト「神椿市建設中。CHRONICLE」、TRPGプロジェクト「神椿市建設中。NARRATIVE」、そして新感覚ノベルゲームプロジェクト「神椿市建設中。REGENERATE」からなる「KAMITSUBAKI CITY UNDER CONSTRUCTION DIVERGENCE」に発展した。
その後2023年2月、「DIVERGENCE」はWeb3エクスペリエンスを掛け合わせた『KAMITSUBAKI VERSE』に再編された。
失敗するべくして失敗したアニメです。
本作が失敗した要因について、振り返ってイキましょう。
◆ガルクラの成功例を見て?
CGアニメで歌がテーマ…という事で、ガルクラの成功例を見てマネたのかな?と思ってしまいましたが、原作はゲームです。
そのゲームというのもテーブルトークRPG、リズムゲーム、テキストアドベンチャーと多岐に渡ります。
ガルクラの成功例は珍しいケースでして、CGアニメというだけで成功確率はグッと下がりますし、ゲーム原作という点もマイナス要素になりがちです。
しかも歌がテーマとなりますと、かなり良い楽曲で無いと厳しいのですが、そこはバーチャルシンガーの腕の見せ所です。
作中の楽曲の切り抜きが3000PV
【Original MV】神話/ V.W.P #22【神椿市建設中。REGENERATE】
公式のMVで11万PV
( ^ω^)・・・
とてもとても少ないですねぇ…
別に歌が悪いとは思わんのですが、アニメもMVももうちょっとクォリティー高くしないと無理な気がするのです。
◆主人公が可愛く無い
主人公が可愛く無いんですよねぇ…
顔色悪過ぎですしね。
そんな子が突然歌い出すので、原作のファンとか私の様なレビュアーとか暇人とかでも無い限りは、この時点で視聴切り決定です。
見どころとなるはずのシーンが「あっ…コレ無理」ってなるのは残念という他ありません。
何となくどんくささも感じますし、私は全く好きにはなれませんでした。
◆話が分かり難い
主人公達は「テセラクター」とかゆーのと戦ってるのですが、人間に味方するテセラクターもおりまして、それが人型に変形もするので余計ややこしくなってます。
世界観がよぉ分からん上に、味方の登場人物がテセラクターを含めて多いので、ぼぉ~っと観てるとホンマに分からんくなりますw
※私もそれで2回視聴する羽目になりました。
「世界観が分からん」「設定が分からん」「敵の意図が分からん」「キャラの心情も分からん」「なんか色々とふわっとしている」といったゲーム原作にありがちなダメな要素がこれでもか!っていうぐらい詰まってます。
基本的にアニメは分かりやすく無いと人気が出ませんし、マクロスとペルソナのパクりみたいな設定を終末世界に当てハメても上手くいかないと思います。
◆成功する要素が無い
キャラを演じてる声優と歌唱担当が異なる場合がありますが、流石に主要キャラ全員が声優としては素人のバーチャルシンガーにするのはどうかしてます。
ガルクラはキャラの演技がゴミクズでしたが内容と楽曲が良かったので成功しましたが、分かり難い設定や世界観のアニメで、普通レベルの楽曲では成功する訳がありません。
本作は、
・CGアニメ
・ゲーム原作
・声優が素人
・分かり難い世界観&設定
・魅力が感じられない主人公
と失敗するには十分過ぎる程のマイナス要素を兼ね備えておりました。
悪しき前例としてアニメ史に残る事でしょう。
それでは、良きアニメライフをノシ