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アニメ批評その1295 Summer Pockets

マイセン

評価:★★(チャーハン)

概要

2018年6月29日にKeyより発売された13作目の恋愛アドベンチャーゲーム。

略称は「サマポケ」。

2025年4月から9月までテレビアニメが放送された。

あらすじ

夏休み、主人公の鷹原羽依里は亡き祖母の遺品整理のために訪れた鳥白島で、叔母の岬鏡子と二人で遺品を整理する傍ら、島で出会った新しい仲間との島の生活を楽しみ、夏休みが終わるのを惜しく思うようになっていく。

Summer Pockets - Wikipediaより抜粋

Key色の強いアニメです。

これだけでどんなんかがお分かりになられる方も多そうですが、流石に2行で終わらせる訳にはいかないので、ちゃんと解説というかレビュー?させて頂きますね。

◆低評価の理由について

★2と決して高くは無い評価を下した私ですが、個人的にはちゃんと楽しめました。

が、Key作品がお好きな方は既に視聴済でしょうし、そうで無い方にはちょっとハードルが高いのです。

本作は作画ヨシ!音楽ヨシ!と一見良作に見えてしまうのが罠で、Key作品に馴染みの無い方が視聴しますと、大体の方が微妙な感想を口にします。

ソースは各種レビューサイトの口コミ評価もですが、私の周りにいるリアルの友人知人が皆そういった反応を示しておりました。

クォリティー高めの本作が何故一般人ウケし難いのか?について解説させて頂きます。

◆タイムリープモノ

これはネタバレというよりかはすぐに分かる事なのでバラしてしまいますが、本作はタイムリープモノです。

タイムリープを繰り返す事により謎?が段々解けてゆく…なら良いのですが、その謎を解くのにどう考えても不要なエピソードが多過ぎるのが問題です。

まぁ元が恋愛アドベンチャーという事で仕方が無いのですが、この中にいる4名の内一人を攻略すれば…いや二人かな?

取り合えず全員は攻略する必要は無く、主人公がタイムリープする度に他の女とイチャコラしているのが許せん!とか理解出来ん!と思われる方は少なく無い様です。

私は数々のギャルゲを嗜んできた古のオタクなので、こういった設定&ストーリーに対して耐性があるので大丈夫です。

しかしそうで無い方や、原作に思い入れの無い方からしたら、2クールも掛ける必要があったのか?

半分の話数で片付いたんじゃないか?と思われてしまっても仕方ありません。

この手のアニメは万人ウケは狙っておらず、レビューの平均スコアが低くても一部の人に刺さってくれればヨシ!の精神です。

話数を減らしてしてうと感動が薄れてしまうというか、時間を掛けて感動を刷り込む手法なので、これはこれで理に叶っているのです。

◆ファンタジー色が強い

タイムリープの時点で十分ファンタジーなのですが、

謎の生物が突然登場して、視聴者を驚かせます。

私なんぞは特に気にも止めませんが、実際知人から「あのポケモンみたいな生物が出て来た時点でもうダメだった」と言われるぐらい、Keyアニメ色が強いというか、昔のアニメやゲームでは当たり前だったのが受け入れられにくい時代になったなと感じさせられました。

◆むぎゅ…

不思議ちゃんはギャルゲには高確率で出現する生き物であり、別にレアな存在ではありません。

と言いたい処ですが、それは私がオッサンだからであり、今ではそうでも無いのです。

今の若い人は不思議ちゃんが出て来ただけでイラついたり嫌悪感を感じる方が多いそうですが、そんな馬鹿っぽそうな子が「むぎゅ?」とか鳴いたらもう、ね…

「むぎゅっ?」とか「ぅぐう」とかの鳴き声は、ギャルゲーハンターやそれを嗜んできた私の様なオッサンからしたら軽く受け流せるのですが、今はそうで無い方がかなり増えてきましたので、端的に言えば時代に即してはいない作品というか表現方法と言えます。

今はギャルゲーが売れない時代であり、狂信的なKey作品愛好家の多くは大体が30台後半以上です。

勿論若い方の中にもファンはおりますが、もうそろそろこういった作風というかキャラデザは厳しいのかもしれません。

◆ノリがきつい

繰り返しとなりますが、古のオタクである私は全然受け入れられるのですが、ギャルゲーというか、特にKeyのゲームにゆかりの無い方からすると本作のノリはかなり厳しいとお見受けします。

主人公のノリが痛い

他の男性キャラも痛い子ばかり

女性キャラも「The アニメの女の子」といった感じで「アニメのラブコメにリアルさは求めてはいないけど、現実と乖離し過ぎてるのは見てて痛すぎる」というお言葉を多くの方から頂戴しました。

これは他作品のレビューで私が繰り返し申し上げてきた事なのですが、それをリアルで多くの方から言われるとは思ってもみませんでしたw

ラブコメはリアル過ぎると面白く無いし共感も呼び難いのですが、あまりにも現実離れし過ぎてもそれはそれで引いてしまいます。

本作はギャルゲ脳なら楽しめそうではありますが、そうでは無い一般人からは受け入れがたいキャラデザが施されておりますので、それが賛否が両極端になりやすい一因なのでしょう。


以上の事から本作は万人ウケする作品では無く、気軽にオススメ出来ない…という事で評価は★2とさせて頂きました。

私は人に「面白いKey作品を教えて!」と言われた際には必ず「Charlotte」をオススメしております。

理由は1クールで完結していて、更にKey色が薄いからです。

これで拒否反応を示す様だと、他のKey作品をお楽しみになるのは困難だと思ってます。

ちょっと文句になってしまいますが、ここで番外編を含めずに全44話もある20年近く前にもなるアニメをオススメしちゃうのがKey作品狂信者の悪い処です(気を付けましょう)

ディスばかりの記事となってしまいましたが、もう一度言わせて下さい。

私は楽しめました。

しかし客観的に評価すると、もうそろそろ厳しい時代に差し掛かってきたなぁ…というのが正直な感想です。

個人的に古き良き文化(と思いたい何か)が廃れてゆくのを見るのは辛い処ですが、ビジュアルアーツさんには今後もクォリティーの高いアニメを制作する方向でお願いしたいです。

※制作会社はfeel.ですが、アニメのクォリティーはビジュアルアーツのヤル気に掛かってます。

それでは、良きアニメライフをノシ

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