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アニメ批評その1307 ウマ娘 シンデレラグレイ(2期)

マイセン

評価:★★★★★(面白いに決まってる)

<閲覧注意>

ネタバレ抜きで記事化しようと思ってたのですが、ボヤけた感じの事だけ書いても面白く無いと思い、視聴済の方向けの記事を書かせて頂きました。

未視聴の方はご注意下さい。

◆過去記事

 第14話を振り返る

第15話を振り返る

第16話を振り返る

第17話を振り返る

第18話を振り返る

第19話を振り返る

第20話を振り返る

第21話を振り返る

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第23話を振り返る

忖度抜きに、本当に完璧な仕上がりでした。

数あるウマ娘アニメの中で、最高評価である★5を付けたのは本作だけです。

何がどう完璧なのか、改めて解説させて頂きます。


◆入りが完璧

薄々期待はしてましたが、外伝的な位置づけのマーチのお話が最初にぶっ込まれて驚いた方も多かったのではないでしょうか?

史実や原作をご存じ無い方は「新たなライバルが登場するんじゃないか?」とか「いきなりJCかな?」と思われたと思いますが、その予想を裏切るサプライズ回から始まったのが非常に良かったです。

いい方は悪いかもですが、オグリと比較すると比べるべくも無い実績の子をここまで輝かせられた久住先生とアニメの制作陣は本当に凄いと思います。


◆世界規模

最強のライバルであるタマモクロスとの激闘の後は…

なんと世界戦!という事で盛り上がる事間違い無しな訳です。

まぁ当時の日本は競馬後進国であり、JCも海外馬に好き勝手されていたという事はさておき、比較的実績の無い子に日本勢が負けてしまったレースをどう描くのか?

それは勝った子を最大限魅力的に描くという事でした。

当たり前の事ですが、これは本当に難しいです。

競馬には展開や調子、更に馬場適性などが影響するスポーツですが、それ以外の要素として「徹底的なリサーチ」という要素を加え、キャラの魅力が最大限引き出されておりました。

そしてタマちゃんに続き、ゾーンに突入。

もうこの時点でJC編は95点とかなんですよね。

ここから更に予想外の戦術が飛び出し、

もう誰が勝つんだか分からないレースになるのですから、こんなん100点を超えてしまってるんですよね。

実際「史実で結果を知ってるはずなのに、誰が勝つかドキドキした」という感想が多く聞かれ、もし私が記憶喪失で結果を知らなかったら今の数倍楽しめたのかも?と思ってしまいましたw


◆コミカルなシーン多数

ウマ娘アニメのシーズン1~3は「明らかに笑いを獲りに行ってるのが寒い」と言われるシーンが割とありましたが、シングレはお約束のシーンも含めて自然な感じがウケてるのだと勝手に思ってます。

「この人こんなボケするんだw」というシーンや、

単純に可愛いシーンもあり、バキバキのスポ根アニメなのにクスッと笑えるシーンが多いのは名作の証です。


◆魅力的なライバル達

「ゾーンを習得しないとタマちゃんに勝てない!」と悩んでるオグリに助け船を出したのは、

まさかのディクタさんという、原作知らなかったらさぞかし驚くんだろぉなぁ~と思いながら観てました。

史実も原作も知らなかったらディクタさんは「ただのオグリのクラスメイト」的な立ち位置で、たまに知った様な口を利くけどどうせ大した事無いんでしょ?みたいな印象を受けそうなモノですが、

めちゃんこ凄いウマ娘ちゃんである事を有馬記念前に示し、かつライバルであるオグリにゾーンに関するヒントを与えるという、胸熱な上にタマちゃん級に凄い子なのでは?と期待させてくれるのは控えめに言って最高です。

レースの合間にこういった熱い回が挟まれてるのも、シングレの良い処ですね。

他にもいつもおっとりしているママンが菊花賞ではデラカッコよく、驚いた方も多かった事でしょう。


◆有馬記念

最強のライバルの引退レースが、つまらない訳ないんですよね。

レース前の段階で作画が異常に良い事が分かりますし、レース中の描写も凄いです。

アプリのウマ娘しかご存じ無い方は「いくらライバル同士だとしても、ここまでバチバチだとは」と驚かれたのでは無いでしょうか?

タマちゃんがゾーンを発動してオグリを追いつけたかと思いきや、

ディクタまでもがゾーン発動と、激熱展開からの

主人公の覚醒です。

もうこの時点で98点です。

そこから熱いバトル…と見せかけて、

これですモン。

意表は突かれるわ、感動するわで感情がグチャグチャになりますわw

こんなん120点でしょ!

追撃で尊みの一撃まで加わります。

どこをどう見ても最高です。


◆おいなり

最終話のおいなりがマジで最高でした。

別に私がおいなりが好きだから言ってる訳ではありません。

視聴者の多くが「22話こそがピーク」と思ってたはずで、それは私もそうなのですが、最終話がここまで素晴らしかったと誰が予想出来たでしょうか?

余談ですが海外勢からは「イナリがこんなにも好戦的な子だとは思わなかった」という感想が多く、それはそれで良いサプライズになったのでは無いでしょうか。

みて下さい、この凛々しい背中を。

最強のライバルであるタマちゃんがターフを去った直後、地方のレース場からとんでも無い化け物が中央に殴り込みに来るという熱すぎて火傷しそうな展開があまりにも出来杉くんです。

これが史実に沿った出来事である事に震えます。

地方の段階でゾーンを掴みかけるという事で、非常に才能があるという事と、まだ成長途上である事が示唆されており、来るべき第3期に大きな期待が掛かる状態での終わり方でした。

さり気なく原作ファンが歓喜しそうなシーンを差し込んでるのもポイント高いです。


◆尊過ぎる

仲間との絆

激戦の前の尊み

200点満点の笑顔

そしてこのラスト

どれをとっても最高です。

シングレには「プリティーダービー」とは付いておりませんが、プリティーとは違った尊みがあると思うのです。

日本以上に海外での評価が高い本作ですが、それは史実や原作をご存じ無い方が多いからではないでしょうか。

「これは流石に出来過ぎw」と感じてから史実を調べて「マジか…」となるのが最高の楽しみ方で、それが出来なくとも超絶に面白いと感じさせてくれる本作は、最高評価に値する名作だと評させて頂きます。

それでは、良きウマ娘ライフをノシ

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