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TCGが衰退した理由

ここ2年かそこらでTCG界全体の売上が半分くらいにまで落ち込んでると聞きました。
いずれはこうなると予想していたのですが、いざそんな話を聞くとカードゲーム好きとしては寂しい限りです。

→私が得た情報に誤りがありました。
誠に申し訳御座いません。
遊戯王、デュエマの売上が復調しつつある状態でポケカブームもありました。
ここ1年数ヶ月では復調傾向にあります。

(しかし全盛期の勢いにまでは戻れていないという事で)
今回の記事では「何故TCGが衰退したのか?」について書かせて頂きます。


衰退した理由をおおまかに挙げさせて頂きますと
1.ソシャゲに客を奪われた
2.ゲーム性の限界
3.やり込めばやり込む程辛くなる

4.客が賢くなった
この4点です。
それぞれご説明させて頂きます。


1.ソシャゲに客を奪われた
どこぞのブログで「TCGが衰退したのは外的要因(DTCG)のせいではない」と記事を見かけた記憶がありますが、私はそうは思いません。
テレビを見る人が減ったのはゲーム機やインターネットの普及が大きく影響したのと同様に、いまやTCGプレイヤーよりもDTCGプレイヤーの方が多いくらいなので、明らかに影響はあると思います。
DTCGだけではなく、ソシャゲにお金や時間を奪われTCGをやりたくてもできなくなった、または興味が薄れたという方も多いのではないかと思います。
カードゲーマーの9割がタイプムーンを好きだと勝手に思っている私ですが、やり込み要素満点でお金も凄くかかるFGOだけを見ても物凄い影響があると思うのですが如何でしょうか?


2.ゲーム性の限界
遊戯王が現在かつてない位衰退しているそうですが、原因はルールが複雑になったからだそうです。
→新ルールに慣れてきたせいか売上は復調傾向にあります。
DTCGであれば勝手に計算したり抽選してくれたり、わかりやすく表示してくれたりする事もTCGではそうはいきません。
ダイスを使ったりカウンターを置くゲームはめんどくさく感じますし、カードの置き場が多いゲームはわかりずらく感じます。
ゲームを複雑化しないと過去のゲームと変わらないゲーム性となってしまうと思いますが、新しい要素を取り入れるのには限界がきてるんじゃないかな?と思うのです。
DXMやドラクエライバルズの様なマス目のあるゲームをTCGでやると、とてもわかりずらかったりめんどくさかったりします。
マス目があってダイスを振るモンコレが人気があった訳ですが、カードゲーム黎明期であったからであって、あのシステムで今ゲームをやりたいと思う方は殆どいないんじゃないか?と思います。


3.やり込めばやり込む程辛くなる
都会に住んでる方なら良いのですが、地方在住だと色々と大変です。
何が大変かって、対戦相手を探すのがです。
いつも同じ相手とばかり対戦していては飽きてしまいますし、なかなか強くもなれません。
ある程度やり込んで腕が上がってくるとそういった不満も出てくるのです。
その点DTCGでは24時間常に色んな方と対戦する事が出来ます。
TCGは長くやっているとカードがどんどん溜まってきて整理や保管するのも億劫になってきますが、DTCGならそういった心配はほぼありません。
お金をあまり使わないカジュアルプレイヤーはTCGの段階で引退し、そうでないプレイヤーがDTCGに流れているのではないでしょうか。
そもそもカジュアルなゲーマーは敷居の高そうなTCGよりも先に気軽に始められるDTCGを選ぶに決まってる訳ですが。。。


4.客が賢くなった
ブシロードさんの様に様々な版権を使ったゲームで無い限り、基本的にカードゲームの寿命は1,2年で尽きます。
オリジナルコンテンツは遊戯王やデュエマなどで無い限りそうそう人気は出ませんので、プレイヤー側からしたら手を出しずらい所です。
ブシロード方式を取っているゲームはどこも萌え要素強めのコアなオタク向けのものばかりなので、MTGが大好きな硬派なゲーマーは手を出しずらいという一面があります。
・萌え系のカードゲームはしたくない
・ブシロード方式ではないカードゲームはすぐに終わってしまいそう
・今更子供向けとも言える(実際は違うけど)遊戯王やデュエマなんてやりたくない
・プレイヤーのレベルが高い上に英語表記のカードも使用可能なMTGはやりたくない
っと、こうなってくると選択肢的にDTCGを選ばざるを得なくなります。


昔は人気アニメのカードゲームがたくさんリリースされていて、アニメや漫画の連載終了と同時にカードゲームのサービスも打ち切りという仕打ちを何度も受けている内にユーザーも賢くなったというか、骨身に染みたと思います。
もう昔の様なふざけた商売は出来ません。
そもそもコアなTCGプレイヤーはお金を使わずに遊ぶ方が多く、大会の時だけ人からデッキやカードを借りたりしてますしね


以上です。
さらぁ~っと書いてしまいましたが、私の持論は大体こんな感じです。
他にもカードゲーム屋さんの経営がどこも厳しくて、デュエルスペースが縮小されたり使用料金が上がったりしているのも要因として挙げられるかもしれません。

わざわざお金を出して買うのも負担になりますし、持ち歩くものダルいですよね。
デッキケースに入れると隙間からこぼれるしw
TCGがDTCGに勝っている点は面と向かって対戦出来るので友達が出来やすいとかかな?と思いましたが、DTCGも大会やイベントがありますのでその部分も薄れてきてる感はあると思います。
ゼノンザードがTCGの方も展開するみたいなので多少は業界が潤うと思いますが、DTCG界を圧倒する程ではないと思います。
私がTCGを引退した理由は、今回挙げた問題点以外の部分が割合的には大きいのですが、先行きが暗そうなので趣味も仕事も辞めたという経緯があります。
今はDTCGにどっぷりでTCGにはあまり興味が無い私ですが、カードゲームという文化が無くなるのは寂しく思いますし、DTCG界にも悪影響が出てしまう気がします。


ブシロードさんには萌え系だけでなく硬派なゲームも出して欲しいと思うし、コナミさんには抱き合わせ販売を辞めて欲しいと思うし、バンナムさんは見切りが早いのでゼノンザードがもし初動がきつくても頑張って欲しいと思ってます。


機会があったら「日本ではTCGをまともな競技としては取り扱えない」という記事を書かせて頂きます。
→他のテーマでもTCGについての記事を制作中です。

→書きました。


それでは、良きカードゲームライフをノシ

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