アニメ批評その150 メイドインアビス
評価:★★★(主人公が命知らず)
あらすじ
人類最後の秘境と呼ばれる、未だ底知れぬ巨大な縦穴「アビス」
その大穴の縁に作られた街には、アビスの探検を担う「探窟家」たちが暮らしていた。
彼らは命がけの危険と引き換えに、日々の糧や超常の「遺物」そして未知へのロマンを求め今日も奈落に挑み続けている。
ヒロインのリコは孤児院で暮らす探窟家見習い。
アビスへの憧れが人一倍強い彼女は、母のような偉大な探窟家になることを夢見ていた。
ある日の探窟で、リコは謎の存在に生命の危機を救われる。
その何者かが放った熱線の跡を辿ると、そこには人間の少年そっくりのロボットが倒れていた。
リコはロボットにレグという名前を付け、孤児院の大人達の目を欺きながら共に過ごすようになる。
レグが孤児院に入って2ヶ月が経つ頃、リコの母親であるライザの白笛と封書が地上に上がってくる。
封書には誰も見たことがない深層の生物の情報と「奈落の底で待つ」と書かれた紙が同封されており、その中にはレグに似たロボットのような絵も描かれていた。
ライザの封書を読んだ2人は、アビスの深層を目指すこととなる。
リコは母親に会うために、レグは自分が何者なのか知るために…
アビス(直径約1000メートル、深さ不明の縦穴)を探索してお母さんやら自分探しの旅をする物語です。
主人公紹介
リコ
探窟家見習いの12歳
お母さんを探す為にアビスの深淵を目指してます。
料理が得意で、前のめりな性格と物凄い根性の持ち主です。
前のめり過ぎて死にそうになりますw
もう一人の主人公であるレグ
ロボット少年です。
自分探しの為にアビスに潜る事になりました。
戦闘力が高く、優しい子です。
ナナチ
可愛いオブ可愛い
性別不明の獣人の様なナナチです。
とても可愛いです。
口癖は「んなぁ〜」
本作の見どころは可愛いナナチと、
背景の素晴らしさだと思います。
これだけでも観る価値はあります。
物語自体も少しグロいシーンはありますが、とても面白いです。
化け物みたいな探窟家(オーゼンw)とかも出てくるし、リコは死にかけるしドキドキな展開が目白押し・・・は言い過ぎだけど結構あります。
主人公が死んだら物語が終わってしまうので死なないのはわかりきった事ですが、
と思う様なシーンが多数あります。
冒険ってわくわくだけじゃぁ乗り切れない事がわかる良作だと思います。
Made in Abyss Opening
このOPをご覧になれば、本作が如何に丁寧に制作されたかがおわかりになると思います。
総集編の劇場版もありますが、こちらは新作です。
まずはTV版か総集編をご視聴なさってから、こちらに備えて頂ければと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ