評価：★★(徐々に良くはなったけども)

wikiからあらすじを拾ってこようとしましたが、めちゃくちゃ長かったので辞めました。
簡単にご説明させて頂きますと、君主と呼ばれるその土地の主同士が争ってる感じです。
主人公は故郷を救う為に力が必要で、しょぼい領土を拡大すべく頑張ってます。
魔法あり、魔物ありのファンタジーです。

※用語説明
・聖印（クレスト）
人智を超えた力を持つ紋章。
混沌を浄化する、もしくは所有者から譲り受ければ得ることが可能。
集めていくことで力は増し、聖印の大きさで階級が設けられてます。
最高位の聖印は皇帝聖印（グランクレスト）と呼ばれ全ての混沌を鎮めることができるとされるが、現時点で成し遂げた人物はいない。
自分自身の力が落ちる代わりに従属君主に分配することも可能であり、互いの精神的な結びつきが強ければ分配される前以上に強力な力を発揮する。
一方で君主からの信頼、従属君主からの忠誠、どちらが欠けても力は低下する。
君主の側から一方的に破棄することも可能であるが、破棄と同時に主従関係の解消を意味するため反乱を招きかねない行為でもある。

・君主（ロード）
聖印を持つ者たちの総称。聖印の力の強さに応じた爵位と統治権を授けられ、男爵＜子爵＜伯爵＜侯爵＜公爵の順に分けられる。子爵でも小国を治められる程度である。
聖印の力で自らを強化するほか、戦旗という力で周囲に力を与えたりすることが可能な立場にある。
現在では本来の目的を忘れ世襲化するほど腐敗しており群雄割拠の状態に陥っている。

長いよｗ
これでも短くまとめた方です。
本作では領土の拡大と同等に重要なのがこの聖印（クレスト）集めです。
このシステム自体には不満は無いのですが、聖印の受け渡しがカッコよくなかったのは良く無かったと思います。

主人公のテオ・コルネーロさん
正義感の強い若者で君主の聖印を持ってます。
まぁ真面目でイイ人なんですけどね・・・
何というか地味なんです。
髪の毛が緑色なのがモブキャラっぽく思えてしまうのでしょうか？
戦闘スタイルも地味だったりしますｗ

ヒロインのシルーカ・メレテスさん
魔法使えるし、頭いいし、忠誠心も高いイイ女なんですけどね・・・
この子がもっと魅力的だったらこの作品も人気が出たと思わなくも無いです。

本作は放送された当時は評価が低かったものの、徐々に人気を上げていった作品です。
ですが、人気があったかと聞かれれば「暇つぶしにはなったかな？」程度の人気です。
アカンと思われる点は3つ
1.魅力的なキャラがいなかった。
2.軍勢同士の戦いのはずがしょぼく感じた
3.よくわかんない
だと思います。
1.については本作のファンの方に怒られそうですが、この作品を視聴した事の無い方は登場したキャラの名を一人でも知ってる方はほぼほぼいらっしゃらないと思います。
わかりやすい例えで言えば、Fateを見た事が無くてもセイバーくらいは知ってるとか、ソードアートオンラインを見た事が無くてもキリトさんの名前位は聞いた事があるとかです。
突出したカッコいいキャラ、可愛いキャラ、尖ったキャラなどがいない作品は人気が出ません。

2.については本作は個人戦ではなく軍勢を率いての団体戦です。
序盤は兵力が少ないにしても、ほぼ個人が戦ってる様な印象を受けましたし、終盤は数万規模の軍勢同士が戦っていたはずなのですが、やはり個人の活躍が目立ってしまい興ざめでした。

3.に関しては2つの大勢力があって、どの君主がどちらに属してるのか？とか、世界観とかが非常にわかりずらくなってます。
出てきてすぐにいなくなるキャラも多かった気がします。
原作はもっとちゃんとしてるそうなので、端折れる所は端折って、ナレーションなどでわかりやすく説明するべきだったと思います。

散々ディスってしまいましたが、シナリオ自体は悪く無かったので最低評価にはしませんでした。
全24話でしたが倍の48話でやるか、端折り捲るかすればもっと良い作品になっていたと思います。
それでは、良きアニメライフをﾉｼ

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