アニメ批評その1271 クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-
評価:★★★(女勇者の頑張り物語)
概要
岩原裕二による日本の漫画。
LINEマンガ(LINE Digital Frontier)において、2020年8月12日から、縦スクロール・フルカラーのウェブトゥーン形式で連載中。
単行本ではモノクロ・横組み形式で収録されており、2024年7月からはMFコミックス アライブ+シリーズ(KADOKAWA)より新装版が刊行されている。
メディアミックスとして、2025年7月から9月までテレビアニメ第1期が放送された。
あらすじ
大地「エドセア」に5種類の種族・人属がいる世界。
人属はエドセアの外にも進出していたが、そこは魔獣の生息地であり、さらに4体の魔獣王がいることから、進出を阻んでいた。
ある日、人属の一種・ハイデンの王は魔獣王クレバテスを討伐すべく13人の勇者を派遣したが、討伐は失敗した。
クレバテスは人属を脅威とみなし、人属の目的を確かめるべくハイデンの首都・ハイドラートの城を攻め落とし、ハイデン王に問い詰めた
。そして、クレバテスは人属を滅ぼすと決意する。
クレバテスは、崩壊した城の中を移動している中、赤子と、城の瓦礫から身を挺して赤子を守った者を発見する。
その者はクレバテスに赤子を助けるように求めた。
クレバテスは一度断るも、人属の価値を赤子は見出してくれると聞いて、これを受け入れた。
こうして、人属の運命は赤子に託されることとなる。
クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- - Wikipediaより抜粋
前情報の無い私は「なるほど、王家の赤子を拾った魔獣が人間界で成り上がってイク物語なんだな?」とか勝手に思ってました。
まぁ、それは間違いでは無いのですが、
主人公は魔獣討伐に向かった女勇者ちゃんでした。
白石晴香さん演じる勇者ちゃんがカッコ良く活躍する物語…
では無く、初戦でぶっ殺されてしまいますw
序盤に出て来たキャラが全員前座というパターンか…と思いきや、それも違ってました。
強大な力を持った魔獣王の気まぐれで蘇生され、下僕の様にコキ使われる事になります。
魔獣王は人型に変形し一緒に旅をするのですが「戦闘はお前に任す」の一点張りで、全然手を貸してくれません。
魔獣王の血のおかげで不死身になった勇者ちゃんですが、毎回ギリギリの状態で酷使され捲ります。
人間界の常識を知らない魔獣王と一緒に赤子を守りながら戦い続けるのは本当に大変で同情を禁じ得ないのですが、そこを楽しむのが本作の醍醐味です。
勇者ちゃんが所属している国は別の国に攻め入られて大ピンチ。
王家の赤子を狙う刺客に襲われて大ピンチ。
他の魔獣王の部下に襲われて大ピンチと、毎回ピンチな状況しかありません。
こうもピンチが続くと普通は心が折れてしまいそうですが、勇者ちゃんは勇者なので健気に頑張るのです。
勇者ちゃんは不死とはゆえダメージを受けた際に痛みを感じますし、傷の再生時も辛そうにしております。
私の様なノンケが見ると「可哀そう」と感じるのですが、ドSの方なら悦びそうですし、ドMの方であれば羨ましいと思うかもしれません。
複数の勢力が入り混じって戦ってる割には難しい話でも無いのですが、爽快感溢れる様なシーンというか展開にはなりません。
よくある作風では無いのですが、そこをヨシとするかどうかは人を選びそうではあります。
私個人の好みとしては嫌いではありません。
2期の制作が決定しておりまして、ちょっと楽しみです。
何となくですが2期はコメディー要素が強まりそうな予感がします(原作未読勢)
勇者ちゃんに平穏な日常をお願いしますw
それでは、良きアニメライフをノシ