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アニメ批評その555 宙のまにまに

やはり今回も私が視聴す予定の無かったアニメです。
レビュアーはお馴染みのechoさんです。

評価:★★★(部活もの+ドタバタラブコメ)

概要

月刊アフタヌーンに連載された柏原麻実の漫画が原作のテレビアニメ。

略称は「宙まに」

2009年AT-Xおよび独立UHF各局にて放送(全12話)

あらすじ

高校1年生の春

小学1年から2年間過ごした町に戻ってきた 大八木 朔。

そこで再会したのは、朔の幼少時代にトラウマの思い出を残した天敵・明野美星だった。

平穏な学園生活をのぞむ朔の想いとはうらはらに、強引な美星のペースにまきこまれ、朔は美星の所属する廃部寸前の天文部に入部することに…。

大八木 朔
本作の主人公。
高校1年生。文学、読書好き。
かつて美星の事を「みーちゃん」と呼んでおり、現在でもテンパった時は「みーちゃん」と呼ぶ事がある。
小さい頃から父親の転勤で各地を転々としており、そのとき美星と出会っていた。
木から落ちた美星を助けようとして腕を骨折しており、朔のトラウマとなる。
高校で再会した際は、そのトラウマから美星を拒絶するが、後に誤解が解け天文部に入部する。
校内・校外のどちらでも女子に人気があるが、本人は恋愛に興味を示しておらず、姫の想いにも全く気づいていない。

明野 美星
本作のヒロインで、朔の幼馴染。高校2年生。
天真爛漫な性格で、幼少時代に朔を連れ回した破天荒なアウトドア派。
星をたくさんの人と見るのが好きで、天文部でも活発な活動を見せる。
朔を「朔ちゃん」と呼び慕っており、無邪気に抱きついたり、誤解を招く発言で度々朔を困らせている。
朔に好意を寄せているようだが自覚しておらず、その感情が自分でも分からず混乱している。

矢来 小夜
美星と同級生で、小学校からの親友。
星が好きになったのも、美星の影響。
暴走する美星のお目付役と自他共に認知されている。

蒔田 姫
朔のクラスメイト。
朔に強い好意を寄せている。
髪が天然パーマであり、そのせいで小学校の時「ドリフ」というあだ名を付けられてしまった。
入学試験の日に朔に髪を褒められて以来好意を寄せており、恋のライバルである美星を「年増センパイ」と呼んでいる。
朔により近づくため天文部に入部する。


星に夢中になると暴走する美星と美星に振り回される朔を軸に、天文学部を舞台にしたラブコメアニメです。
鈍感系主人公の朔ですが、一人で読書しているのが好きなインドア派。
一方で星に夢中になると暴走し、学校内でも有名人の美星はアウトドア派で朔を振り回します。
振り回されて最初はいやいや付き合っていた朔も、美星に付き合っているうちに天文学に興味を持ち始めます。
2009年と古いアニメですが作画も良く、天文学部のメンバーもキャラクターが立っているので、笑いのシーンやシリアスなシーンもバランス良くて見やすいアニメです。
私のお気に入りのキャラクターは姫ちゃんです。
朔を巡る美星のライバルを自認していますが、空回りで相手にされていない感じの不憫な子ですw
不純な動機で入った天文学部ですが、やがて姫も星の魅力に気づいていきます。
12話とサクッと見られますし、さわやかなラブコメものが見たい方にはおススメです。
では、良きアニメライフを!

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