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アニメ批評その746 RUNNING BOY スター・ソルジャーの秘密

評価:★(同時上映となった高橋名人 vs 毛利名人の対戦が熱かった)

概要

『RUNNING BOY スター・ソルジャーの秘密』(ランニングボーイ スター・ソルジャーのひみつ)は、フィルムリンク・インターナショナル制作の日本のアニメ。1986年7月20日から東宝系で公開された。

当時のファミコンブームに便乗し、ハドソンの企画により制作された、ゲーム『スターソルジャー』を題材にした作品である。

『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』と同時上映された。

夏休みに合わせ早朝に公開されるも、興行的には失敗に終わり、早々に打ち切られた。

劇場公開終了後は早々にビデオ化され発売。

当時のレンタルビデオ店にも並んでいた。

サブタイトルの「スターソルジャーの謎」とある通り、公開前の宣伝では映画内でゲームのスターソルジャーの裏技が明かされるともアピールされていた。

あらすじ

げん太は将来プログラマーになることを夢見る小学6年生。

HUSON社の野本プログラマーと知り合い、究極のシューティングゲーム『スターソルジャー』の開発に関わるようになるが、そのゲームアイデアを親友であった秀樹に盗まれる。

秀樹は盗んだアイデアを雑誌に投稿して採用される。

対立するげん太と秀樹は友人たちとHUSONに潜入し、『スターソルジャー』のシミュレータ「ハチの巣」で対決することになる。

RUNNING BOY スター・ソルジャーの秘密 - Wikipediaより抜粋

まず本作を語る前に元ネタとなる「スター・ソルジャー」の解説をさせて頂きます。

ハドソンが前年にファミコン用ソフトとして移植・発売した『スターフォース』(1985年)を基に、さらなる進化を遂げた作品として制作したオリジナルタイトル。

この『スターソルジャー』は、1986年に開催されたハドソン主催のイベント『第2回TDK全国ファミコンキャラバン』のスコアアタックコンテストに使用された。

また、このゲームでの毛利名人と高橋名人の対決を題材に描いた映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』(1986年)が渡辺浩弐の企画のもと、山本又一朗プロデュースにてフィルムリンク・インターナショナルが制作、東宝が配給した。

当時のファミコン人気・名人人気も手伝って、キャラバンは大成功を収めた。

新水曜スペシャルでも特番が組まれている。

以後ハドソンの全国キャラバンゲーム大会は、1997年まで毎年開催されることとなる。

ファミコンからPCエンジンにかけての黄金期において、シューティングゲーム「ソルジャー」シリーズを築く礎となった。

ざっくりと説明しますと、
・ハドソンが開発したファミコンの人気シューティングゲーム
・このゲームのおかげで高橋名人が有名になる
・16連射という技もこのゲームから生まれる
っと、まぁこんな感じです。
ハドソンの全国キャラバンゲーム大会というイベントは人気はありましたが、スター・ソルジャーがドラクエやFF程に人気があった訳では無く、それを映画化した所で成功する訳がありません。
当時のアニメ映画といったらジブリかドラえもんくらいしか成功しなかったと思います。
ですが、スター・ソルジャーが大好きだったマイセン少年は友人と一緒に劇場まで足を運び視聴させて頂きました。

作画は今観ると「昭和だな」と思わせる残念作画ですし、

パッと見、どういった状況なのかわからないシーンがあったりもするのですが、

みんな大好き高橋名人が作中に登場します。
もうこれだけで当時のちびっ子は大喜びです。

しかもチョイ出の役とかでは無く、かなり重要な役だったりします。
名人芸を披露する場面もあり、コントローラーを置く様にプレイする高橋名人を見て感動したモノです。

ちなみに名人はOP、ED、挿入歌の全てを歌ってたりしますw

今では珍しく無いSAOの様なVRマシーンで仮想空間にダイブする様なゲームという設定も当時としては斬新でした。

見せ場となるはずのシーンでくっそダサい歌が流れたり、声優が棒読みだったりする事を除けばなかなかに熱い戦闘があったり、

原作キャラの登場もアリ、スター・ソルジャーファンなら納得のイク作品だったと思います。
先に書いた通り、人気があると言ってもまぁまぁなくらいだったゲームですし、昭和のゲーム原作のアニメを今観て面白いか?と聞かれたら、高橋名人の演技以外に観るべき点は無いと思います。
よって評価は★1です。

当時から思ってた事なのですが、ポスターがダサいです。
もう少しカッコ良く出来なかったのでしょうか?
同時上映の「高橋名人vs毛利名人」はかなり熱い試合でした(ヤラせだったと思いますけども)
「毛利名人って誰やねん!?」とお思いの方に一応ご説明しておきますと、
・本名は毛利公信さん
・スター・ソルジャーしか出来ない高橋名人と違って色んなゲームが上手い
・『チャンピオンシップロードランナー』全面クリア達成者
・難易度の高い『忍者龍剣伝』を挑戦者である当時の小学生9人相手にもかかわらず、あっさりと放送時間内(放送収録時間内)に一人だけ全面クリアする
・『悪魔城ドラキュラ』で最低装備でボスのドラキュラを無傷で倒す離れ業を披露


知名度は高橋名人の方が上かもしれませんが、ゲームの実力は圧倒的に上なのです。
今では良い思い出ですが、コレはアニメの評価とは関係ありません。
関係無い事を語ってしまい申し訳御座いませんでした。
それでは、良きアニメライフをノシ

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