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アニメ批評その228 舟を編む

私が視聴予定の無いアニメを観てレビューを書いてくれる神様の様なechoさんの記事で御座います。


評価:★★(アニメで見る必要性が…)


概要

『舟を編む』(ふねをあむ)は、三浦しをんによる日本の小説。

文庫のカバー装画は、雲田はるこが担当。

2012年、本屋大賞を受賞。

「玄武書房」に勤める変人編集部員・馬締光也が、新しく刊行する辞書『大渡海』の編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられ、個性豊かな編纂者たちが辞書の世界に没頭していく姿を描いた作品。

「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味でこの書名が付いている。

アニメは2016年10月、フジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送された。

作内ではサンリオとのコラボで辞書を擬人化したキャラクターが登場するミニコーナー「教えて!じしょたんず」も放送された。

辞書出版社とのタイアップで、オープニングには実在の辞書11冊が週替わりで登場した。

あらすじ

玄武書房で38年辞書一筋の編集者・荒木公平が定年を迎えようとしていた。

荒木の仕事ぶりに惚れ込む辞書監修者の松本朋佑教授は引き留めようとするが、「病気の妻を介護するため」という荒木の意志は堅い。

急遽、社内で荒木の後任探しが始まる。

なかなかめぼしい人材が見当たらない中、荒木の部下・西岡正志が密かに社内恋愛で同棲中の三好麗美から言語学部の院卒で変人と噂される馬締光也の情報を仕入れる。

名字の通り性格は生真面目だがコミュニケーション能力に著しく欠ける馬締は社内でも浮いていた。

一方で言葉に対する卓越したセンスを持ち合わせ、「右」を定義せよという荒木の質問に合格。

松本が熱意を燃やす新しい辞書『大渡海『(だいとかい)』の編纂を進める辞書編集部に異動となる。

wikiより抜粋


馬締光也(まじめみつや)
主人公。27歳。
大学院で言語学を専攻したのち入社して3年目。
入社当初は営業部に配属されるが、皮肉が通じず他人の言うことを額面通りに受け取るなど、対人コミュニケーション能力の低さから厄介者扱いを受けていた。
しかし言語学専攻のキャリアと言語感覚の鋭敏さを荒木に認められて辞書編集部にヘッドハンティングされ、辞書作りに没頭していく。
「早雲荘」という下宿に学生時代から住み続けており、下宿をまるまる自らの蔵書で埋め尽くしている。
13年後は主任に昇進し、『大渡海』の編纂を取り仕切る責任者となっている。


林 香具矢(はやし かぐや)
馬締が暮らす下宿「早雲荘」の大家の孫娘で、板前見習い。
馬締のよき理解者であり、後に結婚する。
13年後は自らの小料理屋を開店している。


西岡 正志(にしおか まさし)
27歳。入社5年目。
当初は言葉や辞書に対する関心は低かったが、馬締の影響を受け次第に辞書作りに愛着を持ち始める。
『大渡海』出版にこぎつけるため、派手に動き、宣伝広告部に異動となる。
軽薄でチャラい現代風の若者であるが、社交的で対人折衝能力が非常に高く、馬締とは違った方向性で有能な人材である。
13年後も宣伝広告部に在籍しており、『大渡海』のプロモーションで活躍を見せる。


「ノイタミナ」枠らしく一風変わったアニメです。
原作小説は本屋大賞を受賞し、松田龍平主演の実写映画も日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した名作です。
辞書の編集作業というのは膨大な時間を要するものなんですね。
言葉を選ぶところから出版まで描いている作中でも13年もの月日がかかっています。
考えてみれば、言葉の定義をどう説明するかってとても難しい事ですし、出版社ごとに特徴があったりして奥の深い世界なんですが、その魅力が分かる作品です。
淡々と静かに進むストーリーの中で編集に携わる人たちの情熱が感じられる良い作品だと思います。


しかし、これをアニメで作る必要があるかというとw
私は原作小説は読んでないですが、実写映画を先に見ていたので映画で十分面白かったかなぁって思ってます。
アニメ独自にまじめとかぐやの恋愛パートを増やしたり、じしょたんずのコーナーを作ったりとアニメらしい試みもあるんですが、さすがに地味すぎてアニメ向きのストーリーじゃないと思います。
実写映画の方がお勧めですけど、小説も実写映画も見ないという人はアニメで見ても良いと思います。


では良きアニメライフを!

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