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アニメ批評その1312 ポーション、わが身を助ける

マイセン

評価:★★(ライトアニメ)

概要

岩船晶による日本のライトノベル。

小説投稿サイト「小説家になろう」にて2014年4月10日より連載されているほか、2015年4月から、ヒーロー文庫(主婦の友社→イマジカインフォス)にて書籍版が発行されている。

イラスト担当は戸部淑。

シリーズ累計発行部数は30万部を突破している。

メディアミックスとして、コミカライズが『ヒーローコミックス』(同社)にて2023年9月29日より連載されている。

また、2025年10月から12月までテレビアニメが放送された。

あらすじ

普通の女子高生・八雲楓は、気がつくと獣人やエルフ、ドラゴンといった存在が暮らす異世界に迷い込んでいた。

手元のリュックの中には、ポーションなどの作り方が記された不思議な本が入っており、その内容をもとに材料を集めて本とともに「生成」と唱えるだけで作り出せることを知る。

生成したポーションは販売も可能で、楓の生活を支える重要な手段となった。

帰還を望みながら異世界での生活を続ける中、彼女は旅の仲間やドラゴンとの遭遇など、さまざまな出来事に巻き込まれていく。

ポーション、わが身を助ける - Wikipediaより抜粋

何故か異世界転生してしまった女の子が、何故かポーションを簡単に生成出来る能力に目覚め、

ポーションを売って逞しく生きてゆく物語です。

よくあるなろう系作品ではありますが、

「余りにもクソ過ぎる」

「コレをアニメと呼んでいいのか?」

「これはアニメーションでは無く紙芝居なのでは?」

などと酷評されまくっております。

まぁ、これ一枚観ただけでヤバそうな雰囲気が伝わって来ると思います。

ですが、私の評価は★2です。

決して褒められるモノでは無いけれども、これはこれでアリなんじゃ無いか?と思う理由について語らせて頂きます。


◆ライトアニメ

◆ライトアニメとは?◆

大日本印刷(DNP)が開発した、漫画の原作を基に制作コストと時間を大幅に削減し、より手軽にアニメ作品を制作・提供する新しいアニメーション制作手法です。

マンガ原稿からコマやパーツを切り出し、着彩・着色してモーションを加えることで、従来の10分の1程度の費用と12分の1程度の時間でアニメ化を目指しており、アニメ化が難しかった作品や多様なニーズに応える形で、電子書籍ストアや動画配信サービスなどで展開されています。

との事です。

要は低予算アニメの極致と言えます。

だからこそクォリティーが低く、高評価する事は非常に困難です。

そんなアニメをそれなりに評価している理由は、主に以下の2点です。

その1.超低予算で制作が可能

その2.ショートアニメな点

コレに尽きます。

ちょっち話が反れるのですが、よく漫画のPVでアニメ調な感じのFLASHコミックと呼ばれるモノがあると思います。

あれを漫画の宣伝では無く、一つの作品として世に出すのはアリかナシかという話です。

実は私の中でも答えは出ていないのですが、明確にナシだとは断言出来ません。

だからといってナシだと思う方がいても否定はしませんが、ただの静止画よりも多少でも画が動いて、声まで吹き込まれたらその方が良いと思う方がいてもおかしく無いと思うのです。

本作に限った話では無いのですが、どう考えても普通にアニメ化したら高確率で元が取れなさそうだとか、製作委員会を立ち上げてみたけど想定以上に予算が集まらなかった際に、こういった選択肢があってもいいんじゃないか?と思う次第です。

ショートアニメであっても人気作となった例はありますが、基本的にショートでは人気が出難く、特に本編のオマケ的なアニメは宣伝やファンへのサービスとなっても、それ自体では元を取る事が困難です。

アニメの円盤も売れない時代なので、半端な低予算で制作されたアニメは抱き合わせ販売とかをしない限り、その作品単体では大体赤字になってしまいます。

それならいっその事、アニメでの売上はほぼ期待しない前提で、原作の宣伝になればいいという事で、こういった短めのライトアニメを制作するというのはアリよりのアリだと思うのですが如何でしょうか?

「原作が好きで本も買ったのに、この出来は許せない」みたいな記事を目にしましたが、原作が全然売れてないのだから仕方ありません。

wikiの情報では、連載10年超でシリーズ累計発行部数は30万部という数字はかなりヤバいレベルです。

そんな作品が普通にアニメ化したら高確率で失敗するでしょうから、今回のライトアニメ化は当然の事と言えます。


◆私は面白いと感じた

クソアニメを30分枠で観させられるのは苦痛以外の何物でもありませんが、本作に至っては毎回時間が短いと思える程楽しませて頂きました。

これはショートアニメだからというだけではありません。

本当に面白く無いアニメはショートでもキツさを感じますので、これはきっと原作が面白いからに違いありません。

原作の面白さ=発行部数では無いのですが、売上が低い作品をアニメ化するリスクは高い為、そこは仕方がありません。

ですが、こういった隠れた名作(と思われる)をアニメ化して世に出すという事は非常に意義のある事では無いでしょうか?

ファンの方はガッカリしたかもしれませんが、本来であればアニメ化出来なかった作品がこうしてアニメ化に漕ぎ付き、原作の宣伝にもなればそれはマイナスでは無くプラス的な事です。

低予算のアニメ化は原作の人気に傷を付けてしまいがちですが、ここまで低レベルなアニメだと逆に「こんなに手抜きなのに結構面白いぞ?原作がいいのかな?」と思ってしまうのは私だけでは無い様な気がします。

声優さんの演技力に助けられた部分もあったと思いますが、本来であれば知る事すら叶わなかった作品と出会えたのはライトアニメという技術のおかげです。

有難う、大日本印刷有難うさん。

ちなみにですが、レビュアーからは酷評され捲りの本作ですが、各種レビューサイトでは低いながらも最悪な評価では無かったりします。

通常アニメの1/10の予算で制作出来るライトアニメ、かつショートな訳ですから、評価が見た事も無い程低くなってもおかしくは無いのですが、これに負けてるアニメが多数あると考えると笑えますね(全然笑えない)

数々のクソアニメを酷評してきた私だからこそ、今回の記事にはそれなりに説得力がある!

いや、あるかもしれない…

あったらいいなw

と思う今日この頃です。

それでは、良きアニメライフをノシ

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