アニメ批評その470　生徒会役員共

2020/12/13 10:00

評価：★★★(いかがわしくない下ネタアニメ)

概要
『生徒会役員共』（せいとかいやくいんども）は、氏家ト全による日本の少年漫画。
『マガジンSPECIAL』（講談社）において2007年6月号から2008年7月号まで連載された後、『週刊少年マガジン』（講談社）に移籍し、2008年34号より引き続き連載中。
男子生徒28人、女子生徒524人という桜才学園の生徒会を舞台に繰り広げられる、8割下ネタの4コマギャグ漫画。
天草シノや七条アリアをはじめとする登場人物のエロボケに、津田タカトシや萩村スズがツッコミを入れるのが基本構図である。
物語の季節は現実とシンクロしており、第32話で全キャラクターが進級・進学を果たしたが、それ以降は春を迎えても登場人物の学年に変化はない。
また、作者の前々作『女子大生家庭教師濱中アイ』や前作『アイドルのあかほん』とも繋がりがある。
『週刊少年マガジン』2010年22・23合併号にてテレビアニメ化が発表され、2010年7月から10月まで放送された。
2011年からはOVAが発売されている。
2013年10月、TVアニメ2期が正式決定、2014年1月から3月まで放送され、その後は第2期のOVAが制作、発売されている。
また2016年12月14日発売の『週刊少年マガジン』にて劇場映画化が発表され、2017年7月21日に公開された。
また、2021年1月1日には劇場版第2弾が全国"発射"される。

あらすじ
少子化の影響で女子校から共学校となった私立高校・桜才学園。
男子新入生の津田タカトシは、なぜか生徒会長・天草シノによって強制的に生徒会副会長に任命されるが、桜才学園の生徒会のメンバーは癖だらけであった。
さらには、生徒会顧問にして年下好きの英語教師横島ナルコ、スクープのためならヤラセ上等の新聞部部長畑ランコ、規則に厳格ながら男性恐怖症の風紀委員長五十嵐カエデなど、個性的すぎるメンツに囲まれて、決して退屈することのない学生生活を送ることとなった。
加えて、翌年には思春期真っ盛りの妹津田コトミも入学し、平凡ながら気苦労の絶えない毎日を送ることになった。

生徒会役員共 - Wikipediaより抜粋

主人公の津田タカトシ(cv.浅沼晋太郎)は、真面目なツッコミ役です。

生徒会長の天草シノ(cv.日笠陽子)ですが、学校にノーパンで来る様な痴女です。
かなりの下ネタ好きなのですが、日笠陽子さんのイメージがこの役を演じる様になってから酷い役ばかりヤってるというとか汚れてしまったとか言われる様になりましたｗ

お嬢様のクセに痴女な七条アリア(cv.佐藤聡美)です。
痴女というよりかは、おかしな家庭で育った為に常識が無いという方が正しいかもしれません。

数少ない常識人である萩村スズ(cv.矢作紗友里)です。
身長は130cm台で、夜9時には寝るという典型的なロリキャラです。

痴女の横島ナルコ先生(cv.小林ゆう)です。
色々と爛れてます。

ハードなエロボケを連発する畑ランコ(cv.新井里美)です。
元々面白いキャラなのですが新井里美さんの演技が大変良く、私の推しキャラでもあります。

他にも強烈な個性を持ったキャラが多数登場しますが、基本的に下ネタというかエロ系でインパクトがある感じです。
このキャラデザで日常系アニメなのにエロがメインとは一体！？と思われる方もいらっしゃるかと思います。
本作はモザイクやピー音も頻繁に発生しますし、普通ここまでエロネタ押しだと嫌気が差しそうなもんですが・・・
それが全然不快じゃないから不思議です。
何と言うか、下ネタなのにいかがわしさを感じさせない爽やかさがあります。
で、重要なのがこの作品は面白いのかどうか？という話になりますと、自信を持って「面白い」と言えます。
円盤の売上も悪くはありませんし、アニメ1期が2010年、2期が2014年に放送されたのですが、その後OVAや劇場版も放映されました。
更に来年の元旦から劇場版の第2弾が放映予定なので、人気もまだまだあると言えます。
集英社だったら思いつきやノリの様な感覚で不人気な作品をアニメ化する事がありますが、本作は講談社の作品なので回収の見込みが無ければ絶対に劇場版なんて制作しようとはしません。