マイセンのブログ

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開発者の苦労について@ウマ娘

検証が進むにつれ新シナリオよりも、クライマックスシナリオの方が育成しやすいという事が証明されつつありますね。
「何故こんな事になったのか?」
「開発者は無能過ぎるのではないか?」
「テストプレイをちゃんとしてなかったのではないか?」
こういった発言を多く目にしましたが、私は何らかの事情があったのでは無いか?と思ってます。

◆公開されたシナリオの順番について

「クライマックスシナリオとグランドライブって、公開する順番逆だったんじゃね?」
こんなツイートを目にしましたが、どうやらその通りだった様です。
解析の情報でシナリオの順番が、URAシナリオが1番でアオハルシナリオが2番、そしてグランドライブが3番でクライマックスシナリオが4番となっていたそうです。
当初の予定ではクライマックスよりも先にグランドライブが先に来るはずだったという事がわかります。
順番が前後した理由は不明ですが、きっと声優さんの事情だったり、元となる競走馬の権利問題だったり、楽曲をもう少し増やしてからの方がいいのでは?という意見があったりしたのかもしれません。
例えばですが、開発トップの偉い方が現場の人間に、
「声優さんのスケジュールと競走馬の権利問題の都合でグランドライブシナリオの実装がギリギリになりそうだ。ライブがメインのシナリオなので楽曲ももう少し増やした状態で公開したいからクライマックスシナリオの方を先に公開させよう」
と割と切羽詰まったタイミングで命令されたとします。
現場の方々は急いでクライマックスシナリオの公開準備に入りますが、4番目に公開する予定だったのでこのまま世に出すと大変な事になってしまいます。
各種パラメーターを弄って元々設定されていた数値よりも抑えめにし、上限突破の仕様も無くしてみたけど、テストプレイに十分な時間が取れずにぶっ壊れシナリオが公開されてしまったと。
更にグランドライブの方では上限突破が実装出来るので、クライマックス超えは容易・・・だったはずが「安易にインフレさせるな。上限を突破した分は1/8な!」とまた直前でお偉いさんに命令され「流石にそれでは弱すぎますよ!」という声も聞き入れて貰えず慌てて調整してロクにテストプレイも出来ずに公開された。
どうですか?こんな事アリエナイと思いましたか?
今回のケースがコレに該当するのかはわかりかねますが、十分あり得る事だと思ってます。
それでは実際にあったお話をさせて頂きます。

◆現場の声は届かなかった

昔国産TCGのテストプレイヤーだった私です。
ちなみに2社の仕事を受けた実績があります。
その内の1社の話ですが、ゲームデザイナーが無能 of 無能で、アホみたいなカードを考えやがる方でした。
一目見てぶっ壊れと思う様なカードを作るのが大好きで、我々は如何にそのぶっ壊れを普通の強カードレベルにまで落とし込むか?という難題を毎回の様に突き付けられました。
逆に必要以上に弱いカードも多々あり、それらは当然強く設定する様に進言しました。
中間管理職的な立場の方も我々に理解を示してくれていて、サービス残業をしてまで我々のテストプレイにお付き合いして下さる様な方でした。
ですが、毎回毎回我々の意見がそのまま通る事は無く、どこをどう見てもぶっ壊れで半年以内にナーフは確実と思われたカードが調整される事無く世に出た事が何度もありました。
「これテストプレイしてないだろ」
「このカードのせいで強いデッキタイプが1種類になっちゃったね」
「開発者が無能過ぎて辛い」
私がテストプレイヤーである事を知らない方々が、目の前で辛辣な会話を繰り広げる事は日常茶飯事であり、その度に悔しい想いをしてきました。
何故我々の意見が聞き入れてもらえなかったのか?という事については「原作者の意向に沿った結果、強いカードは強いまま出すしか無かった」と聞いております。
それならば原作の人気キャラが既存のゴミカード(強さ的な意味で)よりも弱くデザインされている事もありましたし、そもそもテストプレイする必要もありません。
大味なゲームだっただけに素人が見てもすぐに強い弱いが分かりましたので、毎月の様にナーフを連発するゲーム性にユーザーも呆れ果てておりました。
「原作愛の欠片も無い無能が作ったクソゲー」と言われた事は一生忘れられません。

◆ウマ娘も一緒じゃないのか?

これだけの凄いゲームの開発となると手を抜く訳にもいかないでしょうから、開発者の方々は我々が想像出来ないくらいの努力と苦労をされている事だと推察します。
ですが、会社の事情やコミュ力の高さだけで出世してしまった一握りの無能のせいで全てが台無しにされる事はあると思います。
某SEGAのサクラ革命のプロデューサーの無能っぷりは「創作話かな?」というレベルの凄さで、ちょっと調べれば輝かしい実績の裏側がすぐにわかります。

少し長い文章なので要約しますと、

無能のPが原作者と開発陣とファンの意向を無視して、伝統的なゲームを貶めた上に会社に30億の損害を出させた

という話です。
※チー牛で有名なPです。

ウマ娘も最初はスポ根路線では無くアイドル路線でした。
そのままリリースしていたら失敗していたかもしれませんし、競走馬の名前を無断で使用した問題もありリリースが大分遅れてしまったという経緯があります。
「百合要素満載でアイドル化したウマ娘達にキャッキャウフフさせとけば売れるでしょ!競走馬の馬名もダビスタが大丈夫だったから勝手に使ってヨシ!」
こんな指示を出していた方がいたのですから、天下のサイゲさんでも全てが優秀な人間だけで構成されている訳では無い事がわかります。
誰よりもウマ娘というゲームに向き合っているのは開発者です。
彼らだってSNSや掲示板で無能呼ばわりされている事を知ってないはずがありませんし、悔しい想いをしているに違いありません。
だからといってクソみたいな調整をされても困る訳で、ユーザーは運営に遠慮する事無く思いの丈をぶつけていいと思います。
ですが、開発者にはそういった苦労があるという事を多くの方に知っておいて頂きたく筆を取りました。
どういった調整具合になっても私がウマ娘を引退する事はありませんが、適切な調整を切に願います。
それでは、良きウマ娘ライフをノシ

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