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アニメ批評その1053 贄姫と獣の王

水曜日という事で毎週恒例のechoさんのアニメレビュー記事なのですが、最近echoさんがケモナーである事に気付きました。
果たしてウマ娘はケモノに含まれるのか?
謎は深まるばかりです・・・

評価:★★★(美女と野獣の新婚生活・健気でザーサンボイスのヒロインが可愛い)

概要

贄姫と獣の王は『花とゆめ』で連載されていた少女漫画原作のアニメ。

累計発行部数は210万部を突破している。

2023年4月からTOKYO MXほかにて放送された。

テレビアニメ化を記念して『花とゆめ』ではスピンオフ『〜贄姫と獣の王 スピンオフ〜 白兎と獣の王子』が連載されている。

全24話構成で、原作の終盤までを描く。

あらすじ

異形の眷属の王の99番目の生贄として捧げられた少女・サリフィ。

彼女は自分の運命を受け入れ、生贄の儀式へと向かう。

そこで、何者も寄せ付けない、恐れられている王・レオンハートの真実を知り、サリフィは妃として迎えられることになる。

少女漫画原作のファンタジー作品です。
いわゆる美女と野獣もので、獣の王国に生贄としてささげられた少女サリフィと獣の王レオンハートとのラブストーリーになっています。

特に能力も無い可哀相な生贄の少女と、威厳があり獣の王国でも恐れられている獣の王という鉄板のカップリングで、獣の王レオンハートは、実は人間と獣の王国の共存を望んでいる優しい王様でサリフィを気に入り妃に迎える事を決めるところから物語は始まります。

「生贄の人間を妃にするなんて!」と部下や王国の貴族たちが反発するのですが、サリフィが持ち前の度胸と優しさで次々と懐柔していくストーリーは、王道で分かりやすく面白いです。

なにより花澤香菜ボイスのヒロイン、サリフィが可愛くて「おもしれぇ女」なので男性でも楽しめるとアニメだと思います。

ただ、作画はそれほど良くなく、少女漫画原作特有の可愛らしい絵柄なので、獣の面々があまりカッコよくない…。

「美女と野獣」とか「竜とそばかすの姫」の人外みたいにカッコいい系のキャラデザの方が好きなんですけど、その辺りは少女漫画原作なのでしょうがないんですかね?

世界観は結構ハードで後半ハラハラする展開もありますが2クールで綺麗に終わるので、アニメだけで楽しめるもの良いところだと思います。
女性向けアニメが好きな方、健気な少女が活躍するアニメが見たい方にはおススメです。
では、良きアニメライフを!

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