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アニメ3期第11話を振り返る＠ウマ娘
おフランスに逝くダイヤちゃん
今回の11話は監督が「勝負の回でかなり気合が入ってる」みたいな事を言ってましたので、いつも以上の期待感を持っての視聴でした。
開幕からの不穏な空気が漂っておりますが、凱旋門賞で2着を獲ったウマ娘を聞かれて「トウカイテイオーです！」と答えるのは笑ってしまいましたｗ
バナナパイセン
宝塚を勝ってドヤ顔でデカい事を口にするクラちゃんですが、この後の戦績は・・・
シュヴァルのお腹が可愛いですね。
キタちゃんのメンタルがヤバそうなシーン
バクシンと激突するシーン
本来は笑えるシーンのはずが、バクシンも「おやっ？」と思う程の違和感
前回激突した時はバクシンだけが吹き飛ばされてたのに・・・
体に違和感を感じながら走るキタちゃん。
夜勤明けのぼぉ〜っとした頭で視聴していたのですが、流石にここで気づきました。
なるほど、秋シニアシーズンはこういった状態で戦う事になるのですね。
髪を降ろしたキタちゃんも素敵ですね。
ゲートの下りで「それは最初からでは？」と思いましたが「ピークを過ぎたんだよ、お前は」で「あーやっぱりかー」と。
キタちゃんの宝塚以降の戦績はGⅠを3戦2勝(3着1回)という好成績ですが、ウマ娘アニメお得意の「落として上げる」戦法を使うには何とかしてキタちゃんを絶望のどん底に突き落とす必要があります。
落とすの部分をキタちゃんでは無くダイヤちゃんにして、キタちゃんは難なく活躍するパターンも予想してましたが、やはりキタちゃん自身が苦しむパターンでした。
宝塚の敗因も含めて「ピークを過ぎてしまった設定」にした事については賛否が分かれる処ではありますが、テイオーやオグリほどドラマチックな戦績では無いキタちゃんでは仕方が無いのかなぁというのが私の感想です。
胸が痛くなるシーンですが、
ファンを大切に思う心は大事だと思います。
ピークを過ぎたからという理由だけで凱旋門賞を回避するのはストーリー的にどうかと思うので、これは必要な要素だと感じました。
ハードワークで衰えた分を補強する様に見えるシーンですが、実馬のキタちゃんは春に比べてやや控えめなトレーニングをしておりました。
宝塚の敗因は未だに不明とされてますが「春天の疲れがあるのにハードなトレーニングをしてしまったせい」という説が有力視されてたからかもしれません。
ダイヤちゃんの敗北がこんなにもサラっと流されるとは＾＾；
敗因は「慣れない芝でいつものキレ味が出せなかった」的な事を鞍上のルメール騎手が語っておられました。
この時の凱旋門賞は代替でロンシャン競馬場では無くシャンティイ競馬場だったので、その関係でなのでしょうか？
酷い不良バ場で「田んぼ」と言われた天皇賞秋です。
キタちゃんは1番人気ではありましたが、宝塚の大敗の影響でオッズは大分落としておりました。
2番人気はクラちゃん、3番人気はリアルスティールです。
「デコ出しキタちゃん可愛い♡」とか言ってる場合ではありません。
1番人気の前脚質の子が出遅れた訳で、馬券を買っていた多くの方が、
「オーイ！！！」
って思ったはずです＾＾；
前半1000ｍのタイムが64秒
バ場状態が悪過ぎて、早いんだか遅いんだか分からない状態です。
泥んこになって走るキタちゃんに、ちょっち興奮してしまったのはここだけの秘密です。
最終直線
外に進路を取る子が多い中で、最内を選択した鞍上の武豊騎手。
最終コーナーは最内を進んだキタちゃんも、直線に入ってからはすぐに外に進路を切り替えるのですが、アニメではそのタイミングが遅くなってます。
史実ではグレーターロンドンに馬体をぶつける様な形で強引に進路を取ったキタちゃんでしたが、アニメでは主人公らしからぬ走りは出来ない(？)という事でカットされてます。
アニメではピークを過ぎた設定ですが、史実では休養明け初戦で本調子では無かったとか、出遅れが響いてる等の理由でまともに勝負してはクラちゃんに勝つのは困難という武騎手の判断が光った一戦でした。
バ場状態が究極に悪く、内側よりも外側を走った方がマシな状態だったので、斜行気味に外へ外へと進路を取ったのですが、
やはり主人公が他の子を妨害する様な走り方をさせる訳にはいかない！という事で、アニメではキタちゃんが脚を滑らせるという表現に置き換わってます。
クラちゃんが「ここだ！」と内に進路を取りますが、このバ場状態で内に切れ込むのは本来なら誤った判断ですね＾＾；
武豊の神騎乗「これが現役最強です！キタサンブラックGⅠ6勝」【天皇賞・秋2017】
武騎手の好騎乗が光ったレースでしたが、キタちゃんの勝負根性も凄かったので、史実のレースも宜しかったらご覧下さい。
キタちゃん1着。
春の天皇賞では最速のレコードタイムを叩き出したキタちゃんですが、秋の天皇賞では過去最遅となるタイムで勝利しました。
春に最速で秋に最遅という珍しい記録を打ち立てたキタちゃんでした。
史実では「キタサン復活！やはり強かった！」と言われてたのですが、アニメでは満身創痍でキタちゃん自身が限界を悟るみたいな演出で幕引きとなります。
この演出に関しても賛否が分かれておりますが、私からしたらキタちゃんを主人公にした時点である程度の無理めな設定も通す必要性を感じておりましたので、まぁ仕方が無いというか制作陣は頑張ったのでは無いか？と思っております。
アニメ1期の様に大幅な史実改変が許されない風潮があり、その上アプリのしがらみまである状態でキタちゃんのアニメを作ろうとしたらこうなるよなぁ、と思わざるを得ないです。
完結まであと2話ですが、次回はシュヴァルちゃん回になりそうです。
シュヴァルちゃんの喜ぶ顔を見るのが今から楽しみです。
それでは、良きウマ娘ライフをﾉｼ