アニメ批評その1073 ハクメイとミコチ
ファンタジー作品だとバトルありきの血なまぐさいアニメばかり観てしまう私です。
今回は平和主義者のechoさんが、のんびりスローライフなアニメをレビューしてくれまんた。
評価:★★★(絵本のような世界でのんびりスローライフ)
概要
ハクメイとミコチは、『ハルタ』で連載中の漫画を原作としたTVアニメ。
身長9センチメートルのこびとである二人の女の子・ハクメイとミコチの日常を綴った物語。
2018年1月から AT-X・TOKYO MXほかで放送された。
あらすじ
ハクメイとミコチ。
緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。
木の洞に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり・・・
身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。
そ一っと覗いてみませんか?
穏やかで愉快で、とびきり愛らしいその生活を。
絵本のような世界観で、こびとの女の子の日常を描くファンタジーです。
登場するキャラクターはこびとやカエル、イタチなど小さな生き物で通常サイズの人間は出てきません。
そんな世界で暮らす二人の女の子ハクメイとミコチのスローライフが、見る人を癒してくれる作品です。
ミコチは裁縫や料理が得意なインドア派、歌が得意でファンも多いです。
たまたま出会ったハクメイに餌付けをして以来一緒に住んでいます。
ハクメイはボーイッシュで行動派の自由人。
職人気質でたまに大工仕事をして日銭を稼いでいます。
二人ともこびとなので見た目は可愛いけど、成人済みの女性でお酒も飲みます。
そんな二人が街に買い物に出かけたり、祭りに参加したり、たまに仕事をしたりする日常を描いていきます。
登場するキャラクターも個性的でたまに振り回されたりしますが、基本的には優しい世界なので安心して楽しめる作品です。
作画も安定していて、キャラクターも絵本的な可愛さで見やすいですし、音楽も牧歌的で世界観に合っています。
特に劇中歌として2話でミコチが歌っているエンディング曲は作品の雰囲気を良く現していて好きな曲です。
作品の雰囲気を知りたい方は、エンディングだけでも聴いてみてください。
世界観の練り込まれたファンタジー作品が好きな方、日常系アニメで癒されたい方にはおすすめです。
では、良きアニメライフを!